ねぎおSTOPWAR

ホワイト・バレンタインのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

ホワイト・バレンタイン(1999年製作の映画)
3.5
フォロワーさんのレビューで知った《チョン・ジヒョン》デビュー作。
百想で新人女優賞貰っていますね。髪をかき上げる”いつもの”演技でね、初々しいですね。

この作品で見事だなあと思ったのはプロダクションデザイナーさん。1999年の製作で既にプロダクションデザイン表記があることがまず素晴らしいですが、それだけに見事な彼女の部屋のイメージ。小物にクリスマスのような緑のカーテンと彼女の赤い服。床は壁に斜めだけどカメラには正体する角度で、よく見ると画角に全て収まる配置。w😆
そもそもあのカドッこの家は在りものの空き家を使ったのかなあ?
あるいは空き地にセットを作ったか?
いずれにしろよく見ると変に斜めだったり・・あれ住みづらいですよw
彼の住む鳥の家なんて美しさのかけらも無いw
もう雑然としたのでいいやってなったと思いますが、それにしても客商売するところには見えない!!w
その分ね、彼女の家はお見事でしたね。
あと撮影に使った場所はどこなんでしょうね。駅と公園は印象的でした。
なんだか大林宣彦映画のような・・w

さて、やはり1999年の作品だと韓国映画と言えど粗が目立つわけです。
彼と彼女のなりすましの因縁はわかるけど、また別に彼には元カノへの断ち切れない思いがあった・・というのはちょっとわかりづらかったです。
また、チョンジヒョンに片思いの彼が、メインキャラと髪型や身長が被ってしまっていてね。
なんかもったいなさも感じましたね。


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