ねぎおSTOPWAR

もしかしたら私たちは別れたかもしれないのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

3.7
なかなかに<楽しくない>映画です😅
ストレスフルなカップルが主人公。
イ・ジュノ(イ・ドンフィ)とハン・アヨン(チョン・ウンチェ)。
アヨンは画家を目指していたが、ジュノとの結婚を優先して不動産屋の会社員。そのジュノは彼女に養われつつ公務員試験を落ち続ける浪人30代🤣(イ・ドンフィは本当に巧い!!!)

そしてさらにふたりは学生時代からの付き合いだから10年強の倦怠期と来た!
あとはね、タイトルから想像されるように二人の別れが映画の主題となっているわけです。

ほら、楽しくなさそうでしょ!


・・・ただね、我慢して観た結果、なーんか不思議な味わいが残りましたよ😁

以下は若干ネタバレ











劇中にある「わたしたちって、いつ別れたの?」が結構言い当てているかなと。それはわし自身の離婚にも当てはまる!!「いつからダメになったのか・・」かなり微妙でさーね。
まーまー長く一緒にいると、してもらって嬉しいこととか、相手のいいところとか、それらは当たり前のこととなり、やがてマイナス面・・なんでこれくらいのことが出来ないの?わたしはこんなに頑張っていて、なぜあなたはこうなの!?みたいなね。
そのあたりがセリフではなく映像として見えるってかなり面白かったです。「あー、わかるこの感じ。これって初心者にはキラキラして映るもんだよな」って。

あとね、「タブレットを返して」のくだりね。
自分の《終わっている》気持ちを確かめたかったのか・・ほのかな期待と安らぎを求めてしまったのか・・男は男で妙な嫉妬心とかね・・いやあー人間ってなんと不思議な生き物なんだろうか!!🤣
そしてラストの不思議な余韻。
「ジョゼ・・」観終わったあとと近いかも😅



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