あっくん

スタンド・バイ・ミーのあっくんのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.8
夏映画作品レビュー❗

夏と言えばこの作品❗
一番有名ですね🎵(o≧▽゜)o

現代、とある作家が弁護士刺殺事件の新聞記事に目を止め、少年時代を思い出す…。
1959年、オレゴン州の田舎町に住み、個性がバラバラながらもいつも一緒なゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人組がある時、三日前から行方不明で列車に轢かれた少年の死体があることを知る。
“死体を見つけたら英雄になり、有名になれる”という理由で死体探しの旅に4人が出発する。

この作品を初めて観たのは、まだ映画に全く興味無かった幼い幼少期…。何故か独特の雰囲気とこの4人組に惹かれて観賞したが、死体部分がトラウマとなってしまい、その後再観賞したのが、自分が隠れた名作の映画マニアとなった約20年後という歳月…。長いな~と苦笑いですね…。すみません。⤵⤵(´д`|||)

スティーヴンキングの作品にしては珍しい青春物だけど、原作を調べると短編集で「body」(死体)と少々納得したりして。(笑)

ノスタルジックな世界観…。
好奇心旺盛な冒険心…。
たった90分の作品とは思えない、色褪せずもかけがえのない宝物の様な作品❗
長いようで短いような子供時代…。大切な仲間と過ごして絆…。もうあの頃には戻れない…。
だけど、大人なってから忘れてしまった何かを思い出してくれる様な名作ですね…。(´-ω-`)

良い事や悪い事、嬉しい事や悲しい事、羽目を外してばか騒ぎした事や忘れられない事、個人で抱えてた繊細な悩み等々、自分が体験した青春時代がフッと思い出すような気がしますね…。(・・;)
年齢を重ねれば重なる程、見方や感じ方が変わるかもしれません🎵(o≧▽゜)o

そして個人的な観点として、幼少期は死体探しってどうなの❓❓と思いながらも、少年達にとってのターニングポイントにも感じました。(人間の死を学んだからかな❓)
冒険が終わった後の4人の雰囲気が変わっている様にも感じ、この経験によって学んで、少しずつ大人になっていく事、協力し合った冒険は一人一人にとって大切な思い出として刻まれた事。
私の中ではトラウマなシーンだったんですけど、今はとても重要なシーンと感じます。(o≧▽゜)o

“スタンドバイミー”といえば、やはりこの曲❗ベンEキングスの“stand by me”ですね🎵(o≧▽゜)o
歌詞を最初からサビまで和訳で読んでみると…。
“夜の闇が辺りを包み
月明かりしか見えなくても
僕は怖くない 怖くはないさ
君がそばにいてくれるなら(stand by me)
友よ 友よ いつもそばにいておくれ
いつまでも 僕のそばに(stand by me)”
…映画にピッタリながらも、読むとなんだか切なくなりましたね…。(・・;)

監督はロブライナー(ミザリー、最高の人生の見つけ方、“FLIPPED”って観てみたい❗)
キャストもすごい❗
あどけない自然な演技の子供達もとても輝いている様にも見えました。
一番輝いていた今は亡き、永遠の美男子リヴァーフェニックス(マイプライベートアイダホ、今生きていたらもうすぐ50歳なんだ…。)、ウィルウィートン(フラバー)、コリーフェルドマン(グーニーズ)、ジュリーオコンネル(ヘレンとフランクと18人の子供たち)の少年4人組。
他にも、キーファーサザーランド(24)、リチャードドレイファス(陽のあたる教室、マイビッグファットドリーム)、ジョンキューザック(さよなら。いつかわかること、ニューオーリンズトライアル)等々。

吹き替え声優陣(DVDバージョン)も高山みなみさん(コナン)、土井美加さん(ディズニーのデイジー)、真山亜子さん(ちびまる子ちゃんの杉山君)と個人的に豪華❗(笑)

最後に原作からのネタバレ注意❗














観賞後に知りました。映画ではクリスだけが亡くなるけど、原作では主人公以外3人共若くして亡くなるんですね…。悲しい…。(;´д`)
スティーヴンキングらしい暗さがありながらも、私自身はちょっと複雑ですね…。(・・;)
あっくん

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