これは何回も映画化されている作品で、私は2017年の実写リメイク版と、1946年のジャン・コクトー監督作品は観ているけど、アニメは未見でしたね。
まあ、こういうおとぎ話は、実写よりはアニメの方が相性が良さそうな気はしているんだけど、それでも本作は美女が野獣を好きになる過程が短絡すぎて、あんまり面白くなかったかな。どちらかというと、実写版の方が楽しめたような気がしています。
でも、ミュージカル仕立てで音楽が良かったのは救いでした。実写版では、エマ・ワトソンの歌が下手だったのが気になってしまったけど、本作のペイジ・オハラは歌も上手かったし、ガストンのリチャード・ホワイトなども悪役だったけど歌は絶品でしたね。
そして、オスカーも受賞してすっかり有名になった主題歌も、やはりエンディングのセリーヌ・ディオンのバージョンは、安心して聴ける感じでした。