ワイラーは本当に何でも撮れる
サイレントの西部劇も良いし言わずもがなトーキー/カラーを経て大作主義にも適応した稀有な才能
個人的には本作や探偵物語のような職人芸を推したい
先述のダグラス然り、ここ…
twice a dayの失望に耐えきれないボギーの渾名はベビーフェイス(嘘だろ?つまり整形後という設定)であり殺人犯の彼は警察の手を逃れて帰省!久々の実家に暖かく迎え入れられると期待しながらも母親と…
>>続きを読むニューヨークの貧民街で暮らす姉と弟、姉の恋人、かつて街にいたギャングが織りなす群像劇。
シーンの殆どが、スタジオに組まれた大きなセットの中だけで完結しているが、決して舞台的ではなく映画の体を成して…
ウィリアム・ワイラー監督によるニューヨークを舞台にしたドラマ。
タイトルの『デッド・エンド』というのは、この映画で「ニューヨークは通りが必ず川に突き当たる」といった表記があるが、実際に警官が川岸に立…
どんなに頑張っても貧しさやその息苦しさから逃れられないスラムの世界を舞台に、大学を出ても職にありつけない主人公の青年や元来は真面目なのに貧しさゆえに不良グループに入り、偶然持っていたナイフで金持ちを…
>>続きを読むNYのイーストリバー。
同じ地域に住んでいても、
高層建築に住む人と、地べたを這い回る人の厳然たる格差。
大学を出て建築家を目指しても、
やっぱり染み付いた色は抜けないんだな。
83年後のアカデミー…
NYのイースト・リバーの「デッド・エンド」(行き止まり)。貧しい借家の建ち並ぶスラムに瀟洒なホテルも建ち、渾然とする地域が舞台。ストーリーもまるで舞台劇のように、ほぼこの街の一画で様々な出来事が起こ…
>>続きを読む