倉科博文

ワイルド・スピードの倉科博文のレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)
3.3
超長寿シリーズ『ワイルドスピード』の第一作目

ひたすら、『頭文字D』のようなカースタント作品かと思いきや、サブストーリー、ロマンス、ヴェンデッタなど娯楽要素てんこもりのアメリカ映画見本市

そして、ネタバレシーンはまさに『絶好のタイミング』
21世紀に入り、ここまで王道でアクセルペダルべったり踏んで追突事故を起こさなかったのは奇跡
潔くて、むしろ清々しく楽しめた

あまりこの手の映画を見ないせいか、序盤の加速シーンの表現など「おっ」と思わせてくれるところもあり、作品としての複雑さや奥深さはないが、娯楽面で各箇所に手が届きしかも無難に平均点以上を取ってくる良作だった

主演の一人ポールウォーカーは、実生活でも大の車好きで、最期の時も友人であるレーシングドライバーの助手席に座っていたそうだ
楽しい作品をありがとう!
R.I.P.