倉科博文

ウルフ・オブ・ウォールストリートの倉科博文のレビュー・感想・評価

3.8
初っ端から下品、下劣、不謹慎のフルスピードでかっ飛ばすジョーダン・ベルフォードの回顧録

マーティン・スコセッシの作風の幅の広さはまさに圧巻だ
レオナルド・ディカプリオのぶっ飛んだ演技も!

一切受け入れられない倫理観ながら、主人公たちのグリードとパッションに満ちたエネルギーはスクリーンの中パンパンに満ちている

思いっきり激しく人生を駆け抜けた男の半生は、2時間59分の長尺であっても飽きることはない

ただし、ギュウギュウに詰め込まれたブラックユーモアとハレンチの中に、愉悦はあれど感動はない

でも、それがいい

オーオ!