あっくん

レールズ&タイズのあっくんのレビュー・感想・評価

レールズ&タイズ(2007年製作の映画)
4.8
久しぶりのレビュー❗久々ながらも、レビュー増えて欲しいと願う、未公開作品で勿体ない隠れた名作です✨(◍•ᴗ•◍)

🛤あらすじ
看護師で癌を患う妻メーガンに目を背ける鉄道技師トムは夫婦関係はギクシャク…。
辛い気持ちにより現実逃避に仕事を続ける中で起こったのが無理心中を図った母子の不慮の路線事故…。
悲しみを抱える生き残った少年デイビーがトムに憎しみを抱えて責めながらも、それは運命的な出会いであり、切なくも幸せな時間が始まった…。

🛤感想
結末が予想できても、終わってほしく無かった切なき幸せな時間…。切実にそう思いました…。。:゚(;´∩`;)゚:。
変えられない過去の悲しみがあっても、生きている今を変えられる事が出来る…。
人生の生きがいを見つける事の大切さ…。
そう…後悔のしない生き方を…。( ꈍᴗꈍ)
生きる意味での大切な事を思い出すかの様に考えさせられます…。(・_・;)
ラストも未来への希望を感じ、悲しみの雰囲気が若干救われてます✨
重たい、悲しい映画を引きずりやすい私にとっても救われましたね💦(;ŏ﹏ŏ)

🛤キャラクター
キャラクターが素晴らしい❗❗
愛してるからこそ過酷な現実を背いてしまう、感情も考え方も本当に不器用な夫…。
病気で自分自身を見つめ直す為に夫と離れようとしながらも、本当は夫の事を思い続ける包容力溢れる奥様…。
そんな壊れかけた絆が再生という希望の光に相応しい悲しみを抱えた健気な少年…。
新しくも短い時間の期間しか無かった三人の絆には愛と幸せ…そして家族の温かいぬくもりが確かにあった❗(✧Д✧)
そんな三人を支える友人看護師、少年の行方を探す児童福祉局職員も印象的❗

🛤キャスト
監督はこの作品が処女作とは思えないクリントイーストウッドの娘、女優のアリソンイーストウッド(運び屋)。
音楽担当も映画「さよなら、いつかわかること」で素晴らしいメインテーマ曲を生み出したクリントイーストウッドの意志を受け継いだ息子、カイルイーストウッド(グラントリノ)。
キャスト陣もケビン・ベーコン(インビシブル、パトリオットデイ、ラブアゲイン)、奥様役のマーシャ・ゲイ・ハーデン(この森で天使はバスを降りた、ミスト)、少年デイビー役のマイルズハイザー(君が生きた証、nerveナーヴ)等など。

タイトルであるレールズ&タイズ…。
それはレールズ(線路)と言う人生への道筋…。
そしてタイズ(枕木)と言う線路(道筋)を支える絆…。
タイトルがとても良く、本作にピッタリですね✨(。•̀ᴗ-)✧
レビューが少ないのはとても残念ですが、もっともっと多くの方に観てほしいと願っています❗( ꈍᴗꈍ)
レビューが増えます様に…🎶(人 •͈ᴗ•͈)
あっくん

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