このレビューはネタバレを含みます
遅らせながらニュージャーマンシネマに到達。
ヴィムヴェンダースまだ見ておらず、初が今作。
後半にかけて言葉の入れ方(手法)や、ショットの良さが爆増していく。個人的には首吊り自殺の会話が大好き。
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ファスビンダーの中でも特にこれは何回見ても評価や見方に困る。
フランクフルトの街並みそのものが重要な要素で、アントン・ザイツが暮らす金融街と、エルヴィラたちが暮らす庶民街の位置関係を繰り返し強調して…
辛すぎる。
ファスビンダーの空間の中に人物が立っているときの絵画的な美しさが好きだけど
あまりに救いのない話で悲しい。
乱気の時期に脆い存在の者が振り落とされて消えていくそんなモノの哀れな感じがした…
アルモドバル映画を
哲学にした感じと思ったけど
ファスビンダー映画から
哲学をとったらアルモドバルかな
どっちでもいいか、、
監督の思いが
ものすごく伝わってくるので
これは監督自身の話なのかも
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性別適合手術をした主人公の最期の5日間。
元恋人を自死で失ったファスビンダー自身の吐露でもある"愛と破滅"は当時の時代背景もあり、男女というジェンダー論の上で語られる男にも女にもなれない苦悩がセンセ…
エルヴィラは究極の寂しがり屋さん
好きな男ができて妻子を捨て性転換手術を受けるがその人と付き合えない
新しい恋人にも捨てられる
性欲も上手く処理できない
劇中いろいろな人と出会う
対話するのではな…
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