ありふれた教室の作品情報・感想・評価

明確なバッドエンドを期待させる構成なのに
それが訪れることはなく
観た直後はインパクトに欠けるなとか思ってたけど
よく考えたらリアルに結構嫌な結末迎えてる
それで映画としての評価は上がらんけど
期待…

劇中のセリフ、
うちの学校は不寛容の方式、
と、
意見が違っても団結しないといけない。

風吹き、桶屋が儲かる的にいうと、上記2点のセンテンスがメインプロットかと。

要点だけスピーディーに展開、
…

あーこれはモヤモヤする。

学校で起きた盗難事件、PCで録画したことから学校中巻き込む大事になる。

どこでどう間違ったのかはわからないが、この結果は望んでない！

大人相手だけならまだしも、権利ば…

根気のない情報に踊らされるのはどんな場所でも普遍的だと思うけど、先生が言ってたドイツの縮図ってどういうことだったのかな
日本だとタイトルの中心は生徒の教室だけどなんドイツ語のタイトルって職員室なんだ…

劇盤も相まって観ててずっとしんどい作品。

先生という立場だから物事に対して誠実であろうとすればするほど、ドツボにハマっていく。
ただ生徒に勉強だけを教えればいいだけの職業ではなく、生徒同士の関係性…

まず冒頭、ドイツの学校での授業方法に驚きました。主張かどうかなんて、なかなか難しいことをやっていて、それに答える生徒も凄いと思いましたけど。
先生によって違うのかもしれませんが。まぁ、フィクションか…

おおこわいこわい。

人間と向き合う仕事は大変だ…。そういやこの前会った高校の同級生はまさに中学校の教員になってて(しかも自分の母校で働いてた！)、こういう生徒や保護者や同僚の教員たちと毎日向き合う…

校内の盗難事件にあたる新任教師に起こる悪夢のような物語。
それぞれの論点が食い違った状態で進む議論の応酬や互いの正義のぶつかり合いは見ているこちらまでストレスフル。
すぐそばにありそうな小さな出来事…