“プロセシング”のシーンなんて諸にそうだが、対話だけであの緊張感を生み出すことのできる役者陣の演技力に脱帽。畏れすら感じさせる青々とした海のカットをはじめ、美しく印象的なカットも多くあったが、ただシ…
>>続きを読む『ハードエイト』同様、師弟関係を超えて父と子に近い関係性が描かれている。
『ハードエイト』に比べると遥かに作品としての重厚感は増しているんだけれど、どうしても私個人的には初期作品の雰囲気の方が好きで…
アル中で感情の抑制ができないが家族を求めている男(クエル)が、マスター率いる教団と出会い、疑似家族を築き、そして別れを通して自己の抑制を見い出すのが主なストーリーです(疑似家族はPTA監督が良く取り…
>>続きを読むホアキン観たさに、2回目の鑑賞。
やっぱりホアキンの演技は素晴らしく、いつ爆発するかわからない人物をリアルなバランスで演じきっている。
あと、マスターを演じたフィッリップシーモアホフマンも圧倒的によ…
ホアキンのどのタイミングでスイッチが入るかわからない情緒不安定で社会不適合な役をするときの芝居はいつ見てもピカイチだな、と。
広い画がすごくよかった。
広大な農地、蜃気楼の見える大地、真っ青な海岸…
私のマスターは人に教えることは出来ないから自分のそのままを見て貰うことだけなんだって言ってます
人生に望むものは何
窓の向こうにある植物に触れる
空に上がる星に触れる
想起から想像へ
何でも触れ…
新興宗教をテーマに、1人の孤独な男が魂の拠り所を求める様子を描いたPTA監督作品。
1950年代、アメリカ海軍兵だったフレディ・クエル(ホアキン・フェニックス)と、偶然出会ったザ・コーズという新興…