“インドネシア映画の父”ウスマル・イスマイル監督'56年作。
ハリウッド黄金期ムードをジャカルタに移植、チェーホフを朗らかに南国化した感。華人系や異宗教間の交接、上層階級への憧れや避暑地バンドンな…
ミュージカルとしては学芸会に毛が生えレベルだが、人を安らかにする娯楽映画としては及第点。
結末は全部全部(メインな恋の行方も、脇役ヘルマンのナイスな納まり所も、そして“ジョニー”が誰なのかも)予測通…
どうしても偏屈になってしまうめんどくさい長女(眉毛が芸術的)。色目ばかり使う次女(リップを盛りすぎ)。天真爛漫でかしこい三女(吉本新喜劇)。
歌声がとても美しくて吸い込まれそう。
いろいろな雰囲気…
ちょっと長かった印象。
衣装、小道具、景色、どんな鮮やかな色だったのかなぁって考えながら観てた。
インドネシアの宗教事情には詳しくないけど、こんな大胆な感じあり?っていう衣装と昔のジェンダー観ガチ…
まあ話としてはなんちゅうことないんだけど、インドネシア産ミュージカルなんて(しかも50年代の)そうそう見れないってことで。歌と踊り(そんなに踊らんけど)はそりゃあハリウッドに比べちゃうと身体性には乏…
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