考察とか真面目にしている人達を嘲笑うかの如く、とんでもないことが次々と起こる映画。
主人公はユダヤ系で〜とか、ユダヤ系は母親の存在が強くて〜とか、アリ・アスター監督は過去作から家族という呪いを描いてきていて〜とか、そんなこと考えてても詮無きことなのです。
監督曰くこの映画はコメディらしいっすよ。
たしかに笑えるシーンもあり・ますたー。
ホアキン演じる主人公ボーの住んでる街はマッドシティで、家から一歩出るだけで奇人変人達(全裸殺人鬼含む)に追いかけ回されるような所。
とにかくヤバい奴らばかり出てきて面白い。
ボーとともにビビりながらもどこか笑ってしまう事態が起こりまくります。この前半はとても面白い。
奇人変人祭り的な面白さがありますよ。
でもこの映画、3時間近くもあるのです😱!
私はすべての映画は1時間半から2時間半におさめるべきと思うわけで、特にこの手の映画は2時間ぐらいにして欲しい!
中盤ちょっとダレてきてしまうのは致し方ないと思われ。ストーリーに集中できるような映画でもないしね。
最後らへんの実家のシーンは結構良かったです。特に屋根裏のアイツにはさすがにド肝を抜きました😲。
しかし、アリ・アスター監督はよくこんなお話考えたな😅。