このレビューはネタバレを含みます
チンパンを舐めるな🐒!
チンパンはゴリラよりも凶暴な生き物です。
正直、サルならゴリラ推しでチンパンは苦手です。なので観ようか迷ってたんだけど。
昔の猿の惑星は観てるからその前日譚であり、今年も映画公開されるし、観なければなるまい。
とにかく人間主人公のウィルというキャラがムカついてムカついて、実験動物がどんな目に遭ってきたか、そんな動物に薬で知能を与えたうえに家族として育てる。
これがどんなに酷い仕打ちか、傲慢な行いか、まるで理解ができていない。彼女キャラはそれを少しは理解しているようだけど。
もちろん家族として育てたとしても、人間じゃないのだから、外に出るときは首輪を付けるし、自由にはできないわけで。それを人間の家族にやりますか?酷い話だよ。
しかも効果も副作用もはっきりしていない状態で、薬を持ち出し自分の父親に打つという…。
ウィルに対する怒りで、はじめの方は観るのが苦痛だった😡。
チンパン主人公のシーザーはウィルのせいで知能を得たわけだけど、結局はサル扱い、こんな中途半端な状態なのは自分だけ、そんなところによりにもよってウィルはシーザーがこうなった経緯を教えてしまう。薬のありかも、研究所の場所も教えてしまうとんでもない愚行😱。他のサルは檻の中。そりゃシーザーは薬を使って仲間を増やして助けるでしょ。
しかもその薬の新バージョンは人間を早死させるウィルスだった…。ウィルってぱっと見いい奴そうだけどとんでもないクズだな!
それはともかく、シーザーがサルたちを開放し、街に飛び出し暴れるシーンは最高でカタルシスがあってたまらない。サル🐵最高!人類滅亡せよ👿!って感覚になってしまう。
良い映画だなあ。