このレビューはネタバレを含みます
早々に無線の相手が30年前の父親だとわかって、でも自分は父親との感傷的な思い出がないからそんなに感情移入できないや、と思ってたら、父親が火災から助かったことで未来改変が起こり、未来と過去が連携して看護>>続きを読む
昨日ウトウトしながら50分ほど観て、この独特の陰鬱な雰囲気をちゃんと観たいと思ったので、今日改めて最初から鑑賞したけど、もうとにかく暗い。そして救いがない。
画面が薄暗くて静かで、やっぱり眠たくなる感>>続きを読む
改造プジョーで爆走するタクシー運転手とポンコツ刑事のバディものコメディ
冒頭の暴走ピザ屋のシーンからいいね
意外とまくしたてるような会話の応酬なので次は吹替で観てみたい。
2024-62/字幕
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まさかのゾンビ映画。
キャッチコピーの「カズオ・イシグロmeetsウォーキングデッド」に納得。
その斬新な切り口と、実在するタイワンアリタケというアリをゾンビ化させる菌をモチーフにして、「ゾンビ」とい>>続きを読む
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ブラッド・レンフロ演じるホロコーストに強い興味を持つ少年が、バスでばったりイアン・マッケラン演じる元ナチス高官の老人を見つけ、通報すると脅迫することでコントロールしたつもりになるが、親密になるうちに逆>>続きを読む
たぶん相当予算が限られてるなかで、かなり荒削りな作品ではあるんだけど、笑いどころもあって、最後にはちょっと涙が...
外国人技能実習制度は「現代の奴隷制度」とも言われていたり、まだまだ課題が多いけど>>続きを読む
ジェームズ・ガン監督による、B級でグロくて泥臭くて等身大なアメコミヒーロー映画。
マスクをつけるとイカれる相棒のリビーとともに、奪われた妻をドラッグのバイヤーから取り返す、ちょっとだけネジの外れた中>>続きを読む
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『ストレンジャー・ザン・パラダイス』で有名なスクリーミン・ジェイ・ホーキンスの大ヒット曲『I put a supell on you』をそのままホラーに落とし込んだようなストーリーの、スカッとブードゥ>>続きを読む
ロブ・ゾンビ版ハロウィン第2弾
ハロウィンというより、マイマイ風の巨漢プロレスラーが襲ってくるヘヴィメタホラーとして、ロブ・ゾンビ節が効いてて面白い。
ルーミスが「他人の不幸で金儲けしてる」悪ーミス>>続きを読む
「Slumber Party MASSACRE(パジャマパーティー 大虐殺)」ってタイトルが既に最高なんだけど、もうタイトルそのまんまのシンプルすぎるプロットと、「血」と「おっぱい」と「甘酸っぱい思春>>続きを読む
水が抜けて6mの高さがありワニがいるプールから、糖尿病の主人公が負傷した彼女と脱出するタイ産ソリッドシチュエーション
ソファ、枯木、ピザハットのピザ、養生テープ、彼女のネックレス、排水溝などのアイテ>>続きを読む
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"堕ちた世界"を憂いた、原発大国フランスの秀才中学生6人によるテロリズムの映画。
原発テロを企てていることは序盤のテロに備えた模擬訓練で予想が着いたけど、思春期特有の暴力性を伴って、何かを企てている>>続きを読む
『蛇の道』の後日譚
終わった哀川翔の新しい何かへの始まり
オフビートな裏社会
土に還らない復讐
娘の幽霊のシーンとか構図とか良いところもあるけど奇をてらったシーンは退屈。
2024-53/字>>続きを読む
黒沢清監督作品のなかでも異様に評価が高くて気になっていた作品が、セルフリメイクを機にU-NEXTに来てたので鑑賞した。
80分弱のシンプルなストーリーにつめこまれた、キャラクター性の強い登場人物と、オ>>続きを読む
序盤の、スペースシャトルの計器が異常をきたしてLAの川に不時着するシーンからおバカすぎて期待値上がる。
地球の核に向かって潜行してる途中にアメジストの晶洞で立ち往生するシーンとか、地球の内部で溶けた>>続きを読む
時に気温40度を超えるような超絶過酷な環境のなか、木を伐採して土を掘って火を放ち防火帯をつくる。そうやって命懸けで山火事を抑え込む森林消防士たちの実話。
若者が子どもを授かった事で一念発起して森林消>>続きを読む
物静かで多くを語らず内省的で、心拍数の上がらないブラッド・ピットが、深宇宙の果てで父親を探す、ローテンションなロードムービー。
遠いところで生命体を探す父親が見失っていた、手の届く距離にある愛。>>続きを読む
霊能者のケイト・ブランシェットが粗野なキアヌ・リーブスに腹パンされたりしながら、資産家の娘の死の真相を究明する、サム・ライミ監督の静謐なサスペンス映画。
2024-48/字幕
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森本レオがスコップを振り回しながら襲ってくる映画。
島の古俗の感じはそれなりに良かったけど、全体的に作り物感満載のB級ホラーだった。
しかし、まさかのどんでん返しで終盤は楽しめた。
「サイレンは君の>>続きを読む
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台湾の呪われた大学で、学生がAR肝試しゲームのテストをして幽霊に襲われる話。
AR肝試しゲームというのが斬新だけど、ホラーとしてはクソつまらない。
昏睡状態の兄との兄妹愛、そして最後のタイムループで>>続きを読む
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男が女を箱に押しこめる、そんな完璧な世界。
男が女を家に押し込めてきた男性優位社会のメタファー。
その前時代的な社会を表現するレトロなセットや、それに反して現代的で不穏な劇伴が良いし、何より先の読め>>続きを読む
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日本の裏社会を牛耳るロシア人「ホワイト・デス」。
彼の誘拐された息子と身代金を新幹線で送り届ける者、その身代金を奪う者、息子の殺しを依頼された者、ホワイトデスを殺すために殺し屋を利用する者など、世界各>>続きを読む
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未来だと思っていたのは自分の過去だったとわかるまでは、「夫があやしい」のミスリードがあからさますぎて眠気と戦ってたけど、そこから真実が明らかになっていくと、伏線が回収されて面白くなった。
2024->>続きを読む
絶妙なバランスで共生してきた双子の医者が、子宮が3つの小部屋にわかれている女優との出会いから、その均衡が崩れ、薬物依存になり崩壊していく様を描く。
クローネンバーグの円熟期の作品で傑作の呼び声高いけ>>続きを読む
北欧ダークファンタジー
原作者は『ぼくのエリ』のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。
隠れて生きる現代の人外や、ロリコンといったモチーフが共通している。
自分はみにくい染色体異常の人間だと思って生き>>続きを読む
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ロブ・ゾンビによる『ハロウィン』のリメイク作品。
妻シェリ・ムーン・ゾンビがマイマイの母親デボラを、元プロレスラーのタイラー・メインがマイマイを演じる。
マイマイの幼少期がしっかり描かれる前半と、終>>続きを読む
オープニングの、『アメリ』をオマージュした主人公のキャラ設定がなんだったのかと思うくらい、主人公が変わった人じゃなかった。
2024-39/字幕
「怒りは君を幸せにしたか?」
白人至上主義者のエドワード・ノートンが3年間の刑務所ぐらしを境に、人が変わったようにマトモになり、一体彼に何が起こったのか? という話。
日本でも排他的な人たちが増え>>続きを読む
ボストンマラソン爆弾テロ事件の経過を被害者と警官からの視点で描く。
カージャックから銃撃戦までのシーンは臨場感があり大迫力。
ただ結局のところ、この映画のラストで言われるような「悪vs善」ということ>>続きを読む
ケリー・ライカート作品初鑑賞。
ジェシー・アイゼンバーグの、(動機はあまり語られないが)人間が自然環境に手を加えることへの怒りや、これから自分がしようとしていることへの不安を表情で表現する抑えた演技が>>続きを読む
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牧師という姿で騙して近づき性的に搾取しようとする牧師、ブロンドの仮面をつけていて「問題がある」と言われる少年、「軍人の素質がある」と言われた管理人、そして不安を訴える主人公に取り合わない警察官―――4>>続きを読む
弱冠26歳のリュック・ベッソンの長編2作目で出世作。
リュック・ベッソンの作家性の萌芽が詰まっている。
迷宮のような地下鉄で繰り広げられる逃走劇で、そこに住む個性的な住人たちとその独特な世界観は後の>>続きを読む
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一癖あるホラーをつくる黒沢清の作家性が、多くの予算を得たことで「行けるところまで行っちゃった」作品。
この作品のシステムはノベライズ版を読まないとたぶん理解できない(私はノベライズ版を読んだ方の解説サ>>続きを読む
高齢のアウシュヴィッツ生存者が、捕虜の身分を奪って生きているナチス親衛隊を探し出す、どんでん返しロードムービー。
良作だった。
採掘場の脇に住むナチス信奉者の警察官の家を訪ねるシーンでは、犬の鳴き声>>続きを読む
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「今だけ・自分だけ」のために利権と経済を優先した保守政党の自然破壊によって起こる、避けることの出来ない人類絶滅を描いた作品で、クリスマスの幸福感と泣き叫んでも逃げられない「死」とのコントラストで、感情>>続きを読む
自分の命のためにナチスに与して贋札を造らなければいけないことへの葛藤をみんなが持つ中、血の気の多い仲間や謀反を告発しようとする仲間を抑えつつ、時には悔しさをあらわにしながらも、冷静にしたたかに生き延び>>続きを読む