あーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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RRR(2022年製作の映画)

4.0

相変わらずラージャマウリの映画は良くも悪くもドロッドロでギットギトの超絶高カロリー
この映画を観た人は全員「憧れている人物はいますか?」って聞かれたらラーマとビームって答えます
俺はラーマになりたいぜ
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

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不謹慎かもだけどゴダールが見た走馬灯はこんな感じなのかなって思った
意味わからなくてウトウトしそうになったところで爆音のドーン!みたいな音でびっくりして目が覚めたらなぜか毎回女が裸でうろついててどう
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カナリア(2004年製作の映画)

4.5

カルト宗教のもとで育った少年が保護された児童相談所から抜け出して家出少女と一緒に家族を探すロードムービー
まず主人公である関西弁で捲し立てる少女と寡黙で目つきが悪い少年の相性が良すぎる
『月光の囁き』
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

-

『散歩する侵略者』が結構好きだったからこのスピンオフも観るつもりだったのにすっかり忘れてた
時間経ちすぎて本編を全部覚えてるわけではないけど本編の方がカオスで面白かった気がする
イカれた宇宙人とか東出
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素晴らしき休日(2007年製作の映画)

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ずっと観たかった短編
『キッズ・リターン』観てる前提のネタバレしまくりの雑な使い方は北野武本人にしかできないし照れ隠しもあってこういうことしちゃうのがビート武らしい

キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.3

続きが気になったから連続で観た
嫌いな奴に嫌がらせしたらそれが回り回って結局自分の首を絞めたりするのが何回も起きてそれを起点に物語が進んだりするから観てて飽きない
どんどん予想しない方向に進んでいって
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キングダム(1994年製作の映画)

4.5

長い間伝説だった今作をついに観れたけど思ったより狂ってなくて残念、、、これならオリヴェイラの『神曲』の精神病院の方がやばいだろと思ってたら途中から急にめちゃくちゃ面白くなる
『ツイン・ピークス』みたい
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

結ばれるはずのない2人の恋
なんとなく観たけど予想以上に良かった
エレメントを人種問題などに絡めながらも説教くさくなりすぎずでも感情移入できる絶妙なバランスで組み入れて絵もキャッチーで綺麗な作品を作り
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

-

ジブリが3DCGをやる意義があったとは思えないな
脚本もイマイチ
終わり方まじ?これの続編作るくらいならゲド戦記2部作で作ってほしい

ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

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レビュー2000本目はこの作品に決めてた
ついにロベール・ブレッソン全制覇
上流階級の婦人が主人公なだけでなく台詞をジャン・コクトーが担当したこともあってか古風でロマンチックに仕上がっている
フレーム
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.7

面白すぎる
語りの上手さといい山場でしっかりとブチ上がれる構成といいスコセッシ映画のような熱量と完成度をほこる神映画
純粋に速い車を作りたい職人と自分のプライドの為に足を引っ張ろうとするクソお偉方とそ
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

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コナンはトリックがめちゃくちゃでもキャラ人気とかで興行収入めっちゃ伸びるからまじですごいコンテンツ
俺もコナン好きだからなんだかんだ毎年の劇場版とかこういう総集編あったら観ちゃう〜笑

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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破茶滅茶すぎ
なんでもありになっちゃうとどうでも良くなっちゃう典型的な例
前作よりは好き
ここまで観たら次も観てシリーズ制覇するか…

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

フォローしている方たちの評価があまり高くなかったから期待値下げて観たら結構面白かった
分からないところが沢山あったけどなぜか惹きつけられる
家でもう一回しっかり観たい
まず砥の粉色の土地と青空のコント
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.5

久しぶりに小津の映画を観たけど徹底した独自の撮り方とその美しさに改めて魅了された
恒例の家族愛ではなくて家族の負の側面にここまで焦点を当てた作品は小津のフィルモグラフィーの中では珍しいけど完成度は相変
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

5.0

この作品よりも男女の喧嘩がリアルな映画には一生出会えないって確信できるくらいリアル
共感しやすい邦画の中でも飛び抜けてる
過去から現在までに実際に体験した大学での恋愛の全ての要素が詰まりすぎて個人的に
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

-

ジャック・タチの作品を初めてしっかり観たけど何が良いのかわからなかった
服とセットの配色はお洒落で好き
フランス人ってこんな優しいユーモアじゃなくてもっとエロくてキツいブラックコメディが好きなんじゃな
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雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

-

冒頭約15分の擬似ワンカットが凄いのと途中で冗長になるのが相米らしい
白塗りとか人形を使った白昼夢のような訳の分からん演出はやりたいことやってるだけみたいで面白いし、長谷川和彦とか神代とか寺山とか癖強
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.0

マイリストに入ってる作品じゃなくてオススメに出てきた作品を久しぶりに観てみたけど当たりだった
顔にある大きなアザにコンプレックスとトラウマを持つ女性の話
アザを物語として1人の女性として最終的にどうす
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(2023年製作の映画)

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今回の四つの短編の中ではこれが一番好きかな

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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思ってたよりはクオリティ高くて良い
人種関係のポリコレを意識しすぎでは?
セバスチャンがガチの🦀すぎておもろい

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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最近のウェス・アンダーソンの作品は箱庭的セットの完成度は高くなってるけど魅力は減っている気がする
あまりにも無機質

A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

4.0

日本アニメ界の隠れた傑作
両親を殺された女の子の復讐劇だからそこまで目新しさはないけど、元々エロビデオとして作られたのも納得のエロシーンがあったり見事な人体破壊描写があって類似作品とは違った魅力がある
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リテイク(2023年製作の映画)

4.0

TikTokで『貴方の恋人になりたい』が大バズりしたチョーキューメイの麗が主役でPFFでグランプリを取ったからすごい気になってた
自主制作とは思えないクオリティでシンプルに面白い
『正しい日 間違えた
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星をかった日(2006年製作の映画)

4.3

ついに観れた!
これを観るために三鷹の森ジブリ美術館に行ったけど大満足
時間は何かを奪うだけでなく与えてもくれることを「星を買って育てる」ことで表現するセンスに惚れ惚れする

オールタイムベストの『紅
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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『カランコエの花』がすごい良かったし河合優実も出演してるから期待してたけど日本の青春映画の好きじゃないところを沢山感じてしまった
撮り方も脚本もいまいちピンとこなかった
群像劇なのにそれぞれのストーリ
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三十九夜(1935年製作の映画)

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面白かったけどシネフィルが絶賛するほどの良さは分からなかった
列車での追走劇も『その女を殺せ』とかのようなこだわりと盛り上がりは無かったし
それでもこの内容を88分でテンポ良くまとめているからあっとい
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ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

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尖りまくってる頃のリンチだから相変わらず意味不明なところが多い
ドラマ版ツイン・ピークス観てから時間空きすぎたのもあるかもだけど
ドラマ版では削られてたローラ・パーマーが殺された経緯や動機が細かく分か
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

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絵画の良し悪しよりもビジネス(投資)として絵画を扱う話が多くて美術界のドロドロが見えまくり
特にサウジアラビアが手に入れた可能性が高まった瞬間(落札後に世の中に披露されていないことを理由としてるけど)
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レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

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世界三大絵画の『夜警』をはじめ、ゴダールが『パッション』の中で絵画の再現を試みるなど世界中の様々な人々を魅了する絵画を生み出した巨匠レンブラントの名画達の争奪戦
X線解析や筆致鑑定をしないと誰が書いた
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カラビニエ(1963年製作の映画)

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今までに観てきたゴダールの長編18作品の中でこれが1番ノレなかった
初めて映画館で映画を観るシーンだけ好き