ルーク大佐さんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

2.2

5-6年前ならギリギリイケた話かもしれんが、いまはもう時代遅れ。

冒頭ダニートレホ似のおっさんはまったく警備員に見えない。
結末も穴だらけ。

ハロウィン(2018年製作の映画)

3.8

ホラー映画の王道キャラ、ブギーマンはもはや風格が漂ってる。たたずむだけで何かをやらかしそうな負オーラ。非道キャラの格が違う。

前半トイレで襲われる女性をはじめ、捕食される獲物の脅え演出がうまい。バカ
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13人の命(2022年製作の映画)

4.0

いまだ記憶に新しいタイのサッカー少年が巻き込まれた洞窟遭難事故。その救出作業を生々しく描いた作品。2時間半の長尺にもかかわらず、食い入るように鑑賞した。

実話ベースなのでリアリティがある。これ見よが
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.9

記録。
まさにサムロックウェルの映画。予想外の展開もあるし、良質な一人舞台劇を楽しえる。いまの時代の技術で作り直せば、もっと深堀できそう。

シンクロニック(2019年製作の映画)

3.3

ドラッグでタイムスリップできるという話をつくっちゃったら、ヤクチューがそんな薬をつくりたがりそうな。

設定に無理があるけど、脚本次第ではもっと刺激的な内容にできるのでは。
7分ではとんだ先で何もでき
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フューリーズ 復讐の女神(2019年製作の映画)

3.5

往年のスラッシャームービーへのオマージュにあふれた佳作。
設定がユニークな点がポイント。終局の展開は今後考えるのか、いまのところはあやふやだ。

続編前提の終わり方なので、今後どんな作品になるのか期待
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ボイス -深淵からの囁き-(2020年製作の映画)

3.8

スペインならではの「家ものホラー」。悲しき歴史とつながってくる。
ヨーロッパは野蛮人の集まりだったことを思い出す。

それぞれの死に理屈にはならないのだが、作り手なりに理由を添えている。

エンドクレ
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とっととくたばれ(2018年製作の映画)

3.8

ロシア版タランティーノと言っていい。バイオレンス、ブラックユーモア、虚言癖というロシア人の気質をぶきっちょに描いている。タランティーノをモダンにしたのではなく、あくまでロシアの土臭さ、不格好さ、不器用>>続きを読む

ミック・テイラー 史上最強の追跡者(2013年製作の映画)

3.6

大味なバイオレンスゴア映画好きにはおススメかも。
オーストラリアは舞台としてぴったり。
同国内陸部のイメージを悪くする話。

バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.7

B級悪魔&SNS系ホラーの佳品。
SNSの特性を活用し、似非神父が悪魔退治をやってみせる。

悪魔の造形や話の運び方がよく練られている。

よくサスペンス映画や小説において、最初に死んだ奴が実は死んで
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ドント・レット・ゴー ―過去からの叫び―(2019年製作の映画)

3.7

リスト入りしていたのを見たらそこそこ楽しめた。
過去からの電話という設定はありえないのだが、謎解き要素もあり、最後までスリルを保つことができたのでは。

見忘れていたのは主人公の女の子が絵的にイマイチ
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ダークマン(1990年製作の映画)

-

これ、最新技術でリブートしてほしい。
数十年ぶりにみたが、冒頭10分で無理。

当時はおもしろかったからね。
ニーソンは若くカリスマ性もあるし。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

当初この手の映画を作る制作陣には懐疑的であった。数々のハラスメントに接する女優のメンタルは大丈夫なのかと。

しかし、ラストに制作陣と加害オヤジとの対面バトルにおいて、監督が4人の子持ちであること、1
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2067(2020年製作の映画)

3.9

B級タイムリープの佳品。もうちっと評価あがってもいいような映画。

マイナス点はいろいろある。役者の演技がプア、脚本はストレートなタイムリープもの。解決案が普通すぎて、最新サイエンスを深堀りしていない
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

記録。
ホラー映画はヒューマンミステリーの領域まで踏み込むと、良作になるという典型。
後味もGood

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

2.8

70年前の映画だから今の基準で見ちゃいけないのかな。
最後はドタバタで採点不能レベルの脚本、演出だから。

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.8

予想より楽しめた。開始早々5分で観客をイライラさせるというレアな映画であるが、シチュエーションスリラー、タイムスリップなどのギミックも効いている。草むらを舞台に話を展開していくが、中盤で大きな変化があ>>続きを読む

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.6

ジェイソンパトリックを悪人顔にしたジェイソンクラークが前半は笑顔を見せている。中盤からは我が子への思いが狂気を帯び、極悪人顔へと変化していく。

これ、「ミスト」なみのバッドエンドじゃないの。
ああい
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

撮影時はトム・ハーディ―が一人芝居していたんだなって想像すると、ちょっと愉快な感じがする。
ヴェノムがなんで「奴には勝てない」といっていたのかについて、あまり説明していなかった。ヴェノムよりもガタイが
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

MCUマニアと映画ファン、さらにサムライミ好きでは、それぞれ感想が異なると思うが、ストーリ-面では随所に処世訓や印象的なメッセージを盛り込み、カロリー満点な映画だった。

観客が自分の考察を語りつくし
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

脳筋映画なので細かいストーリーのつじつまにこだわっちゃいけないタイプ。
とはいえ、ラストはおしゃれな終わり方なので、「ザ・プレデター」の続編に期待したい。
「プレデター・ザプレイ」は別ラインの話だが、
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

-

恐怖を抱えつづけて生きることこそが最大の恐怖である。

予想とは違った展開で、オチも意表を突かれた。そこがこの映画のユニークなところか。
ただ80年代を舞台にしているのに、その長所を使い尽くしていない
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

スパッスパっと場面が切り替わり、話が進んでいく作りこみは、漫画的であり、漫画の制作現場をよく熟知されているな、って印象。
犯人の部屋のデザインも欧米の犯罪ドラマのようだし、よく研究されている。現佐生に
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.0

3年ぶりくらいに口直しで見たが、安定した面白さ。
最後の最後までストーリーを続かせるし、観客が期待するオチにつなげる。
役柄では60歳で超人的な体力だ。常人ならば5回くらい死んでる。

てか、何度も敵
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拷問男(2012年製作の映画)

3.9

映画の背景にはオーストラリアで起こる幼児対象の残酷な事件がある。
テーマは深刻なので、タイトルの拷問男は受け入れられない。原題の「ダディーズリトルガール」のほうが適切だと感じた。

以前、ジョディフォ
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.1

独裁国家北朝鮮を罠にかけて10年間もスパイ工作をやり続けた男。
よく工作員や潜入捜査員をやるような人物は、007やイーサン・ハントとは違って、ごく普通の冴えない男が多いといわれる。

主人公はまさに出
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ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.1

新発想のゾンビ映画。
アイデアはいいんだが、ゾンビとの格闘がイマイチ。
演出に低予算が滲み出ている。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

少年とじいちゃんがよかった。
本能で生きるころの少年。死が近づくとともに多くを悟った老年。
それぞれの言葉にノスタルジーや人生賛歌を感じた。

中盤眠気が来そうなときがあったけど、アップテンポな音楽や
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

ホラーエンタテインメントの良作。適度なビビらせ方なので大方の人がみても楽しめそう。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

2.6

キックアスなみにオタク心を刺激することを期待したが、ショボショボだったやつ。

ザ・トリップ(2021年製作の映画)

3.7

北欧映画にしてはオチも笑って楽しめるやつ。
ポップコーンムービー。

グッド・シリアルキラー(2018年製作の映画)

3.2

冒頭20分はテンポがのろく眠かった。
人気の米サイコドラマ『デクスター 〜警察官は殺人鬼』のカウンセラー版に思えた。

ただ、デクスターは主人公がややオトボケの憎めないキャラだし、重く暗いドラマになら
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ライブリポート(2019年製作の映画)

3.8

主人公の警官は、執念にも近い覚悟で誘拐された少女を追い求める。
原題はLine of Duty(公務)だが、職務範囲を放り投げ、愚直に事件の真相に迫る行動には共感する。

拳銃を上司に預け、市民から車
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アンビュランス(2022年製作の映画)

4.0

異人種兄弟が銀行強盗→救急車強奪逃走→警察追跡。
単純でありふれたストーリーを、マイケル・ベイは持ち前の破壊力で娯楽作品に仕上げた。

プロローグからスロー映像、カメラワーク、センチな音楽、傷ついた子
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13の選択(2014年製作の映画)

3.3

前に見たのを忘れてみてしまった。
リメイクのせいか、ゲーム内容が古い。
「ナーヴ」のあとに見たからトロクて眠くなった。