アもんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

最初のカラムの背中、
これだけでこの映画がだいたい分かる。
それくらい良い背中。

そして、ビデオカメラ、テレビ、鏡を使ったあのカットは、今年ナンバーワンカットになりうる秀逸アングル。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.2

少年冒険モノとして、いいじゃん!ってなったあとも最後までちゃんと良かった。

いらない話がないから、進みも早いし、ポンポン行くなぁって感じだけど、それだけスマートで素敵!!

普通にいい映画だな!にプ
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

4.0

節だなー!リチャード・リンクレイター節

バッド・チューニングよりも(野球のように)スパンが長く、ゆっくりとリチャードリンクレイター節を味わえる。

FRONTIERS ARE WHERE YOU F
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

終わり方が最近観た中でとびきり良かった。
その年のアカデミー賞授賞式の終わり方と比べると格段にキマりが良い。

実話物であるからして、派手な事件はあんまりないが、過剰表現せず、しっかりまとめていて、素
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

久しぶりのアメリカンドリーム映画はやはりいいね!

神様ジョーダンの顔が出ないのも良い。

マッドデイモン、ベン・アフレックのペアはもちろんいいが、勝手に今回も昔の幼馴染なテンションでみてしまう。 
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.8

新しい監督という気がしたし、
今に映える(インスタ映えする)企画。

おしゃれカット(それは名作からの)の詰め合わせは良い。脚本も良い。

けどシンプルメンのエレナレーヴェンソンのようなビジュアルと演
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.6

いやー、これは単純に、いいわー!素敵!!

っとは言えないですねー。

これが映画作りでなければ、
めちゃくちゃいいんだけど、
大林宣彦の映画論?の輪郭だけをなぞるような説教を受けてるような、、

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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

3.9

夫婦、考えるときにまた見ようかな。見れるかな。
ホッコリではなく、ホッ、、としたな。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

天才だ。。マルチバースがなんとなく理解できる、そんな素地のある今、ヒットするに違いなくて。

ただ、この感動に必ずしもマルチバースが必要あったか、家族愛のようなものを単純にめちゃくちゃ今欲してるのでは
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.9

『このサイテーな世界の終わり』と
『RAW』の間で良いところを行っている!!
美しい!!

普通の人間じゃ
単純にステーキでもこの量は食えないから、すごいな!って思った。

スタッフクレジットがまとま
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.2

アニエスヴァルダの世界を見る目、世界観。

この眺めたいものを並べ、
聞きたいだけの音が並んだ時、
夢みごこちなドキュメンタリーができる。

良いなぁ。

ROMA/ローマ 完成までの道(2020年製作の映画)

4.5

映像制作に疲れ、死んでいたときに、
見る映画としては間違っていたのかもしれないが、好きなのか、やっぱり、、と思わせるな。

僕が制作部だったら、おらー!ってなるけど、けどこの現場のクルーはみんなキュア
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物ブツ交換(2018年製作の映画)

3.6

入れる音楽が、
ドキュメンタリーの見え方を大きく左右するね

エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

4.0

なんともない、演出。
美しい映像。愛。
ドキュメンタリーとして真っ直ぐで美しい。

子象のツインテール、イギリス国旗のTシャツを着る少年。だけ驚いた。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

改めて観たけど、やはり良いな。
大衆うけもしコアなファンもうならせるのは、わかりやすい王道タイムトラベルに普通じゃないキャラクターとそれを存在させうる言葉達にある。
びちょびちょな結婚式もやりたい放題
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.4

もはやレビューに出てこなくやったCG、VFXという言葉。ウェタの力半端ではない。凄い。CGやりたい。凄い!!
こうやって映画館で観る映画はこうなっていく。差をつけるにはこうなのか!、
ハイフレームレー
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

ナートゥナトゥナゥ
僕らにもINTERRVALほしいナートぅ!

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

-

ウーピー、ハーヴェイ、マギー・スミス、ビル・ナン好きには最高。

そして、シンプルに面白い。心が開けるスピードも早い。最初の、オーマリアは何度聞いても良い。

異質なものを合わせると面白くなる、
の一
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

アンミカにつられて観てしまった。

冒頭の映像から、
湿地のイメージが変わった。綺麗ですねぇ。
割りと、住みたいなぁ。いいなぁ。なんて目線で観てしまった。

なんだろう。んー、本良さそう!!

カイヤ
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.9

面白い。
脚本が非常に良くできてる。
けどなんだろう。綺麗に出来すぎてるのか、
なんか味?がそこまでないというか、
めちゃくちゃ癖ありそうで、
思ったよりスッキリしちゃってたみたいな。

アデルはそも
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.6

なんか、無理やり!って気がするような、
シーンの編集的切り方と、音楽と、伏線回収。

けど、旅気分を味わう映画としてはいいのか!

ポスターを先に観たせいで、
絶対にハビエル・バルデムと上手くいくはず
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.7

ホアキンと、フィリップ・シーモア・ホフマンが良いのは、わかっていたが、ジェシー・プレモンスにラミ・マレックまで、ここのキャスティングはすごい!先見の明あり!

きっと容疑者ホアキン・フェニックスらへん
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.2

カメラの力の強さを改めて思い出させてくれる良い映画だ。

あんなに映像をとっていながら、タクシードライバーの顔は撮っていなかったのか、それだけ1コマまで大切に撮っていたのだろう。

そしてまぁ、ソン・
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オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

3.8

コメディ映画の中でも、
だいぶオヤジな映画だ!!

きっと今ではこういうの作りにくいんだから、
これはこれで作ってくれてありがたい。

(下ネタはあまり大好きでないけど)
嫌がられるくらいネタをやって
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ジョン・カーター(2012年製作の映画)

3.8

中学生の頃、ユーカリのワーナー・マイカル・シネマズにて初めての1人映画をしたのを覚えている。映画上映前に盛大に烏龍茶を映画館にぶちまけた。

あのとき、ジョン・カーターすげえってなったけど、評価が低く
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.0

コゴナダという名前までも、
左右非対称だけどバランスがとれて美しいなぁなんて思ってしまう。

小津安二郎を敬愛してるんだー!
そこでモダニズム建築、いいねー!

2枚の鏡の使い方、やられた。

回想シ
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

ギレルモ・デル・トロだけあって、不穏な空気、映像、美術、細かいところまでデル・トロでよかった。

オチは読めてしまったけど、嫌いではない。
嫌いではないけど、まだ、ブラッドリー・クーパーはソン・ガンホ
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ダンボ(1941年製作の映画)

3.6

先輩が、ディズニーで一番好きなのはダンボと言っていてみた。
確かに良かった。とっても実力主義。
アメリカンドリーム。

ダンボが飛べる象だと最近知った。
耳が大きすぎる象というのも最近知った。
そもそ
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.5

何回も観ているけど、
まだレビューしてなかったのか。

メイソンは僕とほぼ同じ時を生きているから、それだけで観るのが楽しい。

サマンサはリチャード・リンクレイターの娘なのね!

最後の言葉が僕は大好
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