アもんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

貧困や弱者をテーマにして、
とってもシンプルで、絶妙な映画。

配給所でのケイティの行動に涙が出た。
一瞬怖いと思った自分がいた。

ケン・ローチ、引退詐欺し続けていい映画を量産してほしい。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

ちゃんとドイツ語だ!とか言うのもおこがましいけど、最近の戦争映画は技術の向上もあいまってリアルだ。

ただ、なんど見ても身近には感じない。
今地球の何処かで戦争が起こっているとは思いもしない。

今回
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

サマーフィーリングに出ていた役者アクセル。良い。
アリシア・ヴィキャンデル、
アダム・ドライバーに似ている
ユリヤとアイヴァン、
良い。

後悔なぁ。どっちつかずでねぇ。特に何も考えてないようで、考え
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アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.5

松竹二本立てにて一本目。

一本目で良かった。
寝てしまった。ただ、見たほうが良さそうなところ、第二幕と最後は観れた。

面白いと思った。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.9

実は初の今泉力哉。
よかった。。ツイッターとは違う。
スローフードだったのか。

とってもよかった。

あえてシーンを書き出すと、

あ、いい!っと思ったのは、
志田未来の後ろ姿で、
ティナちゃんの脚
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

4.2

こういう偉人モノを見る度に思う、
どんな作品も、その人の人間力が伴って、
評価されてるんだ。
作品は作品だけど、その人間力が
にじみ出ちゃってるんだ。

だから人間力あげようと思うけど、
それにはウィ
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.1

僕はヴァカンスにずっと憧れがあって、
それはバカンスではなくヴァカンスで、
夏も終わった閑散期の10月、
三連休と三連休を繋いだ有給消化ではなく、
フランスで友とまとまってとる、
一夏のヴァカンスに憧
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.4

よく晴れた早稲田松竹にて、2本目。
20分の休憩の間、沢山の人がブレッソンに対する批評を読んで、楽しそうにしている。
寝てしまった『湖のランスロ』も良かったのがわかる。

気を引き締めて挑んだ本作。素
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湖のランスロ(1974年製作の映画)

-

よく晴れた日、早稲田松竹にて、
一本目寝てしまうのはなぜだろうか。
とても気持ちがいい。

素人役者を使い、過度な演出をしない、
ブレッソンの求める、
シネマトグラフと時代劇は合わないかもなぁ、
なん
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.1

ブン!
バランス感覚がとても良い。
ブン!
エヴリンもアリスも美しい。
ブン!
シスコンか?なんてどうでもよい、かな
ブン!
謎の伏線回収も、
ブンブン!

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.6

脚本は思ったよりエンタメで、それでいて思っていた通り、静的で、詩的だった。
そして、脚本の凄さだけでなく、画がすごい。

目線を描く映画、目線で描く映画、
そしてセリーヌ・シアマの目線が描く映画。
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.8

20回ぐらい観てるけど、
やはり、3Dの走りの映画を
3Dでアイマックスで見れてよかった。
やっぱりすげえや。怖いとき、ちゃんと怖い。
いやー、泣けた。ネイティリ可愛い!

でも、やっぱりストーリーは
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カリブの白い薔薇(2006年製作の映画)

3.1

思ったより良い。

暇な晴れた休日に、
昼から午後のロードショー系映画を見るのは
とっても良い。

アナデアルマス、16歳にしてはしっかりしてるのかもしれないが、やはりあどけない。良い。

ブロンド(2022年製作の映画)

3.3

ネットフリックス映画で、
モノクロ伝記物、マリリン、、

アンドリュードミニクって誰やねん。
もうすこしいい監督選びあっただろ!
ダーレンアロノフスキーとか、そういうのだったんじゃないかな?

アナ・
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

こういう映画たまにはいいよね!
外国人の観る日本は全然、
日本人の見ている日本とは違うけど、
どちらが正解というわけではないから!

とはいえ、新幹線のあの曲線美に食らいつく殺し屋の握力に脱帽。

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空白(2021年製作の映画)

4.0

明花音
いい名前だよ。
いやらしいくらいに聞こえるが、
いい名前だ。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

UFO系映画の中でも、描いている人間がシンプルで、全然国家規模とかではなくて、とってもよかった。大好きな未知との遭遇のもっと寄っていったバージョン。

だれかのレビューの『見られる側の逆襲』という言葉
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

まだビフォア・サンライズが好きな感じ、僕は若いのかもしれない。
あと数年立つと、これのほうが好きになるのだろう。

とりあえずイーサン・ホークは最高だ。
ジュリーさんがそこまでハリウッドに進出してない
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

久しぶりに観た。
学生のときよりも格段に面白く観れた。

平凡な男が、、シリーズはやっぱり楽しいね!
やっぱりベン・スティラーは最初からカッコいいけど、後半はなおさらかっこよい。

バックパックをして
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.8

クローネンバーグだね!
こういう特にテクノロジーをテーマにした作品は時代とともに見方が変わりますね。
ビデオドロームも今やヴィデオドローム。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.8

胸糞悪い映画としては正解。
テレビの使い方、長回しの使い方などなど演出は好き。
一泊二日美食の旅ではある種こういうのやりたかったのかな。僕は。

なんかどのキャストも既視感ある顔してたな。なんだったん
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.8

素敵な俳優。素敵な発想。素敵な映画。
けど、この映画に実話性を求めてしまったのは僕だけか。変なクセが着いてしまったのだとわかっていつつ、せめて、このムーブメントがこの映画から起こっていてほしかった。
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希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

4.0

勉強のつもりで映画館に足を運んだけど、
しっかり泣いてしまった。
心が動かされてしまった。
おひさまなんて、素敵な言葉過ぎてぼくはまだ程遠いけど、彼女たちを応援しないといけない。

日向坂はノペっと明
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.9

とりあえずカメラは近くて揺れてて、
BGMはなくて、環境音が沢山系かと思いきや、それもだいぶ絞られてて、狭く苦しい世界で生きているロゼッタ。

わかりやすく現れた希望の光対しても、目をそむけてしまうけ
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セックスの向こう側 AV男優という生き方(2012年製作の映画)

3.8

パッケージが可愛くてついつい。。
とてもプロフェッショナルだと思った。
やっぱり

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.4

なんなんだろう。
めっちゃ期待しちゃう予告篇もないけど、なぜか観てるひとが沢山いると思う。
嫌いではないけど、A級映画ではもちろんないし、B級映画としてもそこまでぶっ飛んでない。
民族のクオリティは高
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.9

最後は雪が降るんだぜ。おっしゃれだなー。
衣装から、セリフ、構成までオシャレづくしなんだよなぁー。
全部、歌的なリズムに乗ってるってのもあるけど、フランス語特有の発音の美しさも相まって最高。

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

まぁ、とりあえずミア・ゴスが出るからヌーディな展開になることはわかってた。
その点、ミア・ゴスはよかった。

けど、ミア・ゴスが出るからの!前に、
A24ということで見た今作。

いろいろなホラーオマ
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緑の光線(1986年製作の映画)

4.5

フランスバカンスしたい!系映画のなかでもトップクラスや。

こんなつまらなさそうなのに、憎めない主人公、彼女の笑顔みたさに観続けちゃう。ダラーっと進んでそうで、最後まで出来すぎなくらいの脚本。

フラ
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呪詛(2022年製作の映画)

4.2

みんなで観なきゃいけないんだ。
Netflix作品としては最適。
しんどい。

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

4.2

美しかった。放題はウォークアバウトでいいと思ったけど美しいのは確か。
オアシスで休む女性史上、一番美しかったと思う。それは赤い影と一緒で最高なシークエンスのおかげかもしれない、そして圧倒的な水泳能力。
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赤い影(1973年製作の映画)

3.6

全体のトーン。あまり得意ではない。
しかし、ベッドシーンはニコラス・ローグらしい、稀に見る極上シークエンス。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

エンド・クレジットの色

とりあえずウォーターベッドさがそ

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.1

母性神話をここまでクリアに問うた映画は初めて観たなぁ。

オリヴィア・コールマンがすごいのはもちろん、それに並ばなければいけないジェシーバックリーが健闘してて良かった。そして、ダコタ・ジョンソンもメイ
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