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鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のタロウのレビュー・感想・評価

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(2023年製作のアニメ)
3.8
『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』




遊郭での上弦撃破にピリピリする無惨様からお呼びがかかって、無限城で上弦会議→ヤバさおぞましさ&上弦同士の因縁がビリビリ伝わる初回が、まずすごーくよかった!ヴィラン大好き人間でやらしてもらってる身としては、今回出てくる半天狗と玉壺!!いかにもコイツは強いぞ感が出まくりの猗窩座だ童磨だとは異質の"ヤバさ"があるコイツら。刀鍛冶の里でどれだけ暴れてくれるんだ??とドキをムネムネさせながら突入しました。

いや玉壺最高!玉壺最高!!
殺しを芸術と捉えて楽しむザ・サイコパスで悪趣味極まりない作品ばかり作るヤツ。「刀を捻ると..」演出とかしっかりちびっ子を泣かすような残虐演出もあったり生み出す鬼たちがどことなく可愛げもあったりで、vs無一郎編がずっと楽しかった!その無一郎の覚醒とかプロフェッショナル鋼塚さんとか他にも見どころいっぱいあるけれど、最後まで全力で気持ち悪かった玉壺にスーを差し上げます!!

気づけば鬼のことばかり書いている今回!!
半天狗も感情ごとで分身する面白いギミックがあったり、吸収やサイズ変化までどんどん規模感が変わっていくバトルが楽しい。最後の最後までしぶとかったな!!

そんな半天狗をボロボロになりながらも、究極の決断を迫られながらも、見事撃破した炭次郎。あの執念深さというか、「絶対にいぃぃぃ許さないいぃぃぃ!!!」って鬼気迫る感じを見てると、闇落ち炭次郎の登場を心のどこかで望んでしまっている自分がいた(ごめんね炭次郎)。何かの拍子で悪い方へとふっきれてしまうような"危うさ"みたいなものもあるなぁ..と怖くなる一方で、その道を行く炭次郎も見てみたいと思ってしまうめんどくさい感情になっています。

さて、続く柱稽古編はどんな展開になるんだろう?文字通り特訓して終わり..?先に原作読んじゃおうかな👀
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