しゅうへい

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZERのしゅうへいのレビュー・感想・評価

3.0
「スターゲイザー その眼差しは星々の彼方 遥かなる人の未来へ・・・」

C.E.73、ザフトのテロ部隊がユニウスセブンを地球に落下させた「ブレイク・ザ・ワールド」事件は、地球各地に甚大な被害をもたらした。南米フォルタレザでも、高層ビルを津波が飲み込み、都市は壊滅的な被害を受けた。そんな状況下で、宇宙への打ち上げを待つ1機のMSがあった。

"X" plosion GUNDAM SEEDの企画第1弾。TVシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で描かれたC.E.73年、ユニウスセブン落下後の地球が舞台。元々は店頭プロモーションビデオとして企画されていた配信作品。ファンの年齢層に合わせて、より対象年齢を上げた内容や描写が見られる。

もう一つのSEED。ザフトによるユニウスセブン落下の衝撃波は、都市を打ち砕き、津波が逃げ惑う人々を呑み込み、地球に深い傷跡を残していった…。本編の裏で行われた残酷な真実。戦争の悲惨さ、自然災害、洗脳やプロパガンダに利用される子供達。モブ機体が脅威の世界。キラやアスラン、華々しい活躍を魅せる主人公達がいかにチート性能をしていたかが分かる、生々しい戦闘シーン。エンタメ要素皆無…救いがない。

本編の内容がしっかり頭に入ってないと理解できない。何となく…理解するのが精一杯な専門用語のオンパレード。キャラの深掘りがなく解説と睨めっこ。初見の50分尺では内容に入り込めない。
しゅうへい

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