おヴパちヴい

「超」怖い話のおヴパちヴいのレビュー・感想・評価

「超」怖い話(2006年製作のドラマ)
4.3
第一話 “アリヌマ”
第二話 “クロイスジ”
第三話 “アオコゾウ”
1話30分、全12話
前半は1話完結型で、後半から全体のストーリーが進むような内容
特に1~3話が、異様にクォリティが高かったので
あくまで1~3話の感想になってしまうが

『怖い』というより、後悔や哀しみを含むようなお話だった
後味が悪いのかよくわからないが、後に引きずるような
見終わった後に、あれはいったいどういうことなのか?
どういう気持ちだったのか?
そういった思考が働いて、脳みそにこびり付く

第一話 “アリヌマ”
じいさんに昔体験した怪談話を聞く
(主人公は録音機でその音声を録音する)
子供の頃、じいさんは都会から疎開して来ていて
田舎の子供たちからいじめを受けていた
親から貰った大切なお守りを失くした
ある日、山道で妖怪と遭遇する
妖怪は自分が失くしたお守りを持っていた
妖怪にお守りを返してもらうが、代わりになにかと交換してくれと言われる
交換するものはなんでもいいという、だから”要らないもの”をあげた
第一話のラスト、主人公が怪談話をまとめている場面
録音機から、じじいが号泣する泣き声が再生される
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