ソン・ソックの横顔が素敵で、思わず、ポチッと再生してしまった。あ…でも、予告編とかもちゃんと観たよ。
観終わるのに、ひと月近く掛かったけど、めちゃくちゃ良いドラマだった。
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物語は静かでスローテンポだし、主人公の三兄妹たちが言うように、な〜んにも特別なことは起こらないのだけど、見入ってしまう…そんな不思議な作品。
この魅力はなんだろね。
ギジョン、チャンヒ、ミジョンの三兄妹の、それぞれの解放への切なる願い。
三兄妹それぞれの人生がゆ〜っくり前に進み、彼らの心の持ちようが変わっていく様を見るのが、なんとも心地よい。
・心の解放
・環境からの解放
・人間関係からの解放
・当たり前の日常からの解放
・思い込みからの解放
・偽りの自分からの解放
・一般的な価値観からの解放
それを掴みにいく物語だ。
父が経営する家具工場で働いている無口な男ク・ジャギョンを演じるソン・ソックの塩顔そのまんまの塩対応がなんかいい。
あ〜、ソックだからだよね…そうだよねぇ。
ク氏に近付く、恐れ知らずの末っ子ミジョン。不器用なふたりの距離が少しずつ近付いていく様が良い。ふたりが築き上げるふたりの世界。
そして後半⏳
彼らの日常がガラリと変わる。正確には12話辺りから。この展開にはびっくりしたけれど、世の中、小さい変化もあれば大きい変化もあるよね。
後半のミジョンが明るくイキイキとしてたのは、嬉しかったな。おそらく解放後。いや…解放の第三フェーズくらいかな。
一方で、ク・ジャギョンの生き方は刹那的でハラハラした。それでも、ミジョンと一緒にいる時は幸せそうだった。究極の塩顔が甘くなる🤍可愛い。
やっぱり本作は、前半も後半もこの二人のシーンがダントツに良くて、どこまでも綺麗なふたりに見惚れたよね。
ラストに見るそれぞれの解放。
美しい景色と映像に溢れた、素晴らしくてとても素敵なドラマだった。