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ウ・ヨンウ弁護士は天才肌のKのネタバレレビュー・内容・結末

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

毎エピソード心がほっこりして、すごい幸せな気持ちになったドラマだった。

ヨンウ役のパクウンビンの受賞スピーチだけ、先にYouTubeでみてて
その時に「自閉症の役を受け入れるのに時間がかかった。わたしの役柄に対しての理解が、人々を傷つけてしまうかもしれないと思い、それが怖かった。自分の演技が自閉症に対す自分の偏見に基づいてるのではないかと、常に確認する必要があった」
みたいなことを言ってたのを、めちゃくちゃ印象に残ってる。

実際演技を見てみると、自閉症の人に対するリスペクトを感じたし、演者として失礼にならないような苦労があったんだなと思うと泣ける。

一番好きなシーンは、みんなもそうだと思うけど
スヨンに「あなたは春の日差し」って、伝えるシーン。
ヨンウのまっすぐな気持ちが伝わってくるし、スヨンが全然言葉を発さないのも、ヨンウの言葉がスヨンの心に染み渡ってる感じがして、素敵なシーンだった。

よく差別って、他者から受けるイメージあるけど
自分自身に対して「障がい者だから」とレッテルを貼ってしまうのも、自分に対しての差別なのかなって思った。
ありのままの自分を受けいれるのって、障がいを持つ方々からしたら、とても難しいことなのはわかってるけど、他者との違いを感じても、自分を否定する人生を歩んでほしくはないなって思った。

みんながみんな、ヨンウの人間関係みたいな感じではないだろうし、ヨンウは周囲の人に認められて幸せになっている部分もあるから、少しでも自分で自分のことを好きになってくれればいいな。
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