夕

聖者の行進の夕のネタバレレビュー・内容・結末

聖者の行進(1998年製作のドラマ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

うーん…………
テーマのわりにあまりにもエンタメすぎる
ありすを殺した意味が本当にわからんかった、なんで?視聴率落ちてたのかな…
トワが人の死を理解するための契機としてやったならラストは納得いかないし、あの形見がありす死後に起こるゴタゴタの中でどう有効に作用したのかもいまいちわからない、やたらカットイン入るけど視聴者へのアピールみたいな感じ
弁護士の人、終わってない?クッソイライラした…
工場長と工場の子らの親たちの罪がなあなあで済まされるの1番もったいない
社長みたいな社会の病巣が結晶化したような悪を、最終的にトワ(障がい者)のイノセンスにまるまる引き受けさせるのって、脚本的に邪悪すぎる気がする、誰かしらの監督者(この場合は多分もも先生)もこの場にちゃんとかませないと良くないと思う
レンはもも先生に健常者COしたのになんで肝心なところで毎回頼れなかったんや、殺人に至るまでのレンを囲む状況的一連の流れが、人形劇みたいに作り手の手が透けて見えるくらい作為的に悪化していって興ざめやった
うーん、こんな形で障がい者が、その心のあり方が消費されていいのだろうか…
たつおだけ色んな意味で気合い入ってて良かった

障がい者≒天使の構図をエンタメでやることってちょっと生半可じゃないなと思った
夕