このレビューはネタバレを含みます
個人的には終始ターにイライラしてしまった。
恩を仇で返していく、、、。
彼女の自信のある姿は、
時にして傲慢で人を傷つけていく。
自分の名誉の為に、
人を落とし込んでいくやり方に
ずっと心が沈んでしまった。
「FOR PETRA」とつかなかった曲は、
彼女はペトラを愛せていたのか、、。
愛せなかったから、運命に邪魔されたか。
言い訳で固められた彼女の鎧が
最終的には自分を傷つけていったなあ。
いじめっ子にいった神様は見てる、は
ター本人に降りかかったよう。
サスペンスじみた演出でハラハラしてしまった。
結局、歴史なんてわかんない!
みたいな天真爛漫だったチェロの
彼女が才能でのし上がってあの楽団に
残っていったなあ。。。
生活音や自然の音が
静けさの中で強調されてく
そんな映画なのはよかった。
喜怒哀楽で言うと基本みんな
哀、が多かったけどその表情が
とてもリアルだった。
音楽のことはあまりわかんないけど
言葉より多くのことを語る、
そうなのかなあって今後考えちゃう。