SiNSY

カラーパープルのSiNSYのネタバレレビュー・内容・結末

カラーパープル(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます


心の豊かさが周りに助けとなる人を
呼び寄せることを教えてくれる映画だった。

レイプで娘に子供を2人も産ませる
最低な父親で、その子供を売り
飛ばすという最低なはじまり。
それなのに姉妹がにこにこ
生きられてるのが不条理な時代だ、、、。
その話のグロテスクさと
真逆で明るいミュージカル音楽が
ちょっと前半は異質だった。
ただ音楽はとても良くて、
日常のリズムからミュージカルが始まる
そんな綺麗な音楽だった。


セリーが前半ずっとかわいそうで。
相対的なソフィアがパワフルでかっこよかった。
家を建てるシーンの曲いい。
愛してたとしても暴力は
絶対に許さない、ていいよね。

男ばかりの世界で女は怯えながら
生きるのか、そんなのまっぴらだ!
みたいな曲があったんだけど

ソフィアがイヤな白人主義の
市長夫人により捕まってしまった時に
セリーがこの曲を歌っててこの友情に
胸が熱くなった。
ハーポはいいやつだったね。
自分の子とほかの男の子をちゃんと育ててた。

シュグは自由奔放で、
そんな男と寝るの?ってミスターと
イチャイチャしてる時は思ったけど
彼女はシンガーとしてかっこいいよね。
セリーといた時に降りてきた曲。
で歌ったの、レントの彼女みたいだった。

服屋で歌うシーン、わたしは美しい、
のフレーズを噛み締めて歌うのがよかった。

最後はフワッとまとめるハッピーエンドだったね。

あなたがしたすべてのことが
自分に返ってくる。てフレーズ、
ハッとしてしまった、、、。精進して生きよう。
SiNSY

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