周りに介護している人は少なからずいるし自分の親もそういう年齢になってきていて、老いと死が誰にでも平等に訪れるというならば、誰にでも訪れる可能性のあるこの状況を私だったらどう乗り越えるだろう。
人を殺すことを救いだと言う主人公に強い怒りと嫌悪を感じるけれど、法の下の殺人の正義、と個人の殺人の正義は一体誰がはかれるのだろうという言葉に返す答えを私は持っていない。
ほとんど主役ふたりの会話劇のようで淡々としていてエンタメ感はなかったです。もう少しテーマの掘り下げが必要だったかもしれないです。
全然関係ないけど松山ケンイチが兄に似てるので観ると勝手に親近感湧いてしまう。
