あられ

フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)のあられのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最後までネタバレしてます😊

第二次世界大戦の末期、ドイツから潜水艦で、広島の軍病院に、フランケンシュタインの心臓が持ち込まれる。それは永遠に生き続ける心臓で、絶対に死なない兵隊を作るために研究されていたものだった。1945年8月6日の原爆投下によって広島は壊滅。軍病院も焼失。

15年後の1960年、広島国際放射線医学研究所に勤めるボーエン博士と助手の戸上季子は、犬を殺して食べる四角い頭部の、白人で放射能に耐性がある浮浪児を保護する。彼はフランケンシュタインで、驚異的な生命力を持ち、タンパク質摂取で急速に成長。研究所では対応に苦慮し始める。

テレビ取材に興奮し、フランケンシュタイン逃走。話せないし、知能も低く、ただひたすら食べるだけのフランケンシュタインではあるが、 季子には恩を感じているらしく、危険を承知で、健気にも季子のアパートまで別れの挨拶にくる。2階のベランダから部屋を覗けるくらい、もうものすごく巨大になってるw

フランケンシュタインは、岡山や、姫路など家畜を喰い荒しながら、涼しい日本アルプスを目指して進む。鳥を捕まえようと投げた大木が木こり小屋に当たったり、イノシシ捕獲に掘った落とし穴に戦車が落ちたり。フランケンシュタインのドジっぷりが、お気の毒だけど笑える😆

一方、秋田県の油田に地震発生。原因は地底に潜って絶滅を免れた古代生物バラゴン。白根山の別荘村の若者たちや清水トンネルで人間を食い尽くす。生存者がいないため、哀れなフランケンシュタインのせいにされるw バラゴンの捕食シーンはないけど、口からニワトリの羽根がぶわーっとww

そして、フランケンシュタインとバラゴンが同じ地に。いけすかない川地博士、目潰しでフランケンシュタインを捉えようとするが、そこにバラゴン登場w そして、季子危機。彼女を助けるため、成り行きでバラゴンと対決するフランケンシュタインw 彼が目潰し&殺害しようした川地博士を助けるところ、胸熱です。顔は不気味だけど、優しくていい奴😊

プロレスみたいな決闘シーンw 火を吹くハイハイ怪獣バラゴンw その火、フランケンシュタインには全然効いてないからww 対するフランケンシュタイン、必殺技がないので、岩や大木を投げつけたり、殴ったり、乗っかったりするだけw そして、やっぱりプロレス技が締めw

ラスト、唐突に山から大ダコw フランケンシュタイン、またしても岩投げ攻撃w 両者絡み合い湖へ沈むw

季子「フランケンシュタインは死んだでしょうか?」
川地博士「彼は永久の生命を持っている。いつかどこかに出てくると思う」
ボーエン博士「死んだ方がいいかもしれない。所詮彼は怪物だ」
自衛隊長「各隊は直ちに撤収せよ」
撤収 撤収 撤収
私「えーっ!これで終わりなの〜😆」

ミニチュア撮影を駆使した特撮がいいね😊
あられ

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