けい

哭悲/The Sadnessのけいのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.9
人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延した台湾を舞台に、地獄絵図と化した街で再会しようと奔走する男女の運命を、容赦ないゴア描写で描いたパニックホラー。



最近ホラー、スプラッター系の映画見てなかったので久しぶりに補給のため視聴。しかし補給というより過剰摂取といった方が正しいのかも
思っていたより数倍グロかったというかそんなに出血しないだろとツッコミたくなってしまうほどの血の量

最近は落ち着いてきましたが公開当時はコロナ禍真っ最中ということもあり謎のウイルスに次々と感染していく人々の様子は当時の状況を思い出させます
ある意味で今作はゾンビではなく意識がある狂った人間にすることでウイルスの危険性をより強くアピールしているような気がしました

ポルノ描写がそこそこ多くて少し萎えてしまったがこれはこれで謎のウイルスに犯されてしまった人間の行動にリアリティを持たせるためなのだろうと勝手に解釈

こうなってほしいと妄想するグロ展開を全部再現してくれる夢のような展開に満足


ゾンビに食われる方がマシと思わせるほどの地獄がここにある
けい

けい