ひょえ～久しぶりにやっぱホラー映画って怖いなぁ、気色悪いなぁとすごく感じた映画でした。
怖いもの見たさで、動画を取りに来た3人組が、とある宗教の集落に行って、その集落の立ち入り禁止されている場所に、足を踏み入れて、呪いをかけられてしまう。といった話です。
序盤はポルターガイストで怖さを演出しつつ、途中から集落に行った時の映像を流して、呪いの正体と怖さをじわじわを増幅させていきます。
後半ではその呪いが一気に体を蝕んだり、立ち入り禁止の場所に入った時の怖い映像を流す事で、怖さのボルテージも一気に高まっていって印象的でした。
大きい音で脅かすジャンプスケアは２，３回あるぐらいで、ベースにあるのは気味の悪いじわじわとした怖さやグロさ、気色悪さだなと思いました。ハンドカメラの主観視点が生々しさを伝えていて、固定カメラではない分、フィクション感がなくなっていました。
主観視点ではありますが、アングルやカメラのブレは、許容範囲で、映画自体をスポイルするほどのものではないので、その塩梅も良かったです。
歯が抜けたり、皮膚が侵食されたりと、痛々しいというよりは生々しいグロさとか、お仏壇の顔に布をかぶせたりと、後味の悪いさと、気色悪さをしっかりありました。（おかげで食欲はなくなりますｗ）
ハリウッドのホラーとはまた違うじわじわ来る怖さで、倫理的にもギリギリを攻めている感じでした。
