テレビドラマも観たことがない私が迂闊に手を出していい映画ではなかった（笑）
これは作り手と視聴者が積み重ねてきた時間を味わう作品なんですね。
テレビドラマの時代から登場人物を知り背景を知り、みんな年をとったなぁ〜としみじみできる人が見て初めて入り込める世界観。
ただ、昔沖縄の離島で暮らした経験から離島医療の脆弱さも人間関係の濃さも何となくわかるところもあって与那国の景色ほど爽やかな気持ちにはなれなかった。
確かに沖縄の離島を直撃する台風の活きのよさときたらエゲツないのでみんな我儘言わずに避難所にいてあげてー。
そうしていたら診療所はもうちょっとマシな状況だったと思うよ。
にしても非常時にトリアージせず全員助けるってみんなが軽症なら可能かもしれないけど…。
結局コトー先生はどういう状態で終わったのかわからず若干消化不良気味です。
