とべない風船のyayouのネタバレレビュー・内容・結末

多島美。この穏やかな海は瀬戸内海だと、すぐわかる。
悲しいけど優しいお話だった。

やはり三浦透子さんのナチュラルさはとても良い。綺麗だ。ドライブユアカー 寄り道編 みたいな感じ。
そして俳優東出くんに対して私はなんの嫌悪感もない。元々俳優としてしか知らないし。山しか似合わないのかと思ったら、海も似合っていた。悲しくて優しい役が似合う。

この作品における子どもの存在がとても重要な気がして、上手だと思った。純粋で強くて宝もの的な存在。

別れる挨拶は、必要なのかな🥲
こちらの世界でも、あちらの世界でも待ってる人がいるから生きていける。
でも待つのも疲れるんだよー
黄色い風船は🟡妻と子と、父の気持ちと、思い出が詰まっていて、手放せないから、飛べない。

助けているつもりで助けられている。
知らなかった母の想いも、
そんな人間関係を描くのに、この島はぴったりだった。またいつでも帰って来られる。
人んちの玄関あけて魚持ってきたり、留守の玄関先に野菜置いて帰るあるある。