写真家ナン・ゴールディンについてまったく知らなかったので、彼女の半生と作品を知ることができるだけでも大きい。
オピオイド薬害については前にNHKのドキュメンタリーで見た気がするけれど、まさかここまで深刻な被害をもたらしているとは知りませんでした。
彼女とその仲間たちの行動がひとつひとつ実を結んでいくところが熱い。
自分は世界のために何ができるだろうか、何をしているだろうか、と考えさせられます。
油断していたら出てくるジョン・ウォーターズ。
映画ファン的には(一瞬)『フィメール・トラブル』をスクリーンで観られる嬉しさもあったり。
芸術家が出てくること、死亡者まで出ている薬についてのドキュメンタリーからこのタイトルなのかなとぼんやり思ってたら、終盤思わぬ形でされるタイトル回収が苦しくやりきれない。