xoxo018

美と殺戮のすべてのxoxo018のネタバレレビュー・内容・結末

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ニューヨーク、メトロポリタン美術館。
1人の女性写真家と同じ気持ちでいる同志たちが一斉に薬品の容器を投げ始め、「サックラー一家は嘘つき。人殺し。」と叫ぶところから
ドキュメンタリーが始まる。

有名女性写真家の名前はナン・ゴールディン。
巨大製薬会社に対して声を上げて戦うことを決意した発起人だ。
ナンは製薬会社が販売する「オキシコンチン」という鎮痛薬に対して
安全な薬ではなく、危険な薬だと訴える。
その薬は20年間で50万人以上の死亡しているという、、、。

映画は写真をスライドショーにして見せ、語るといった魅せかた。
写真には「ドラッグカルチャー」「ゲイサブカルチャー」
「DV」「SEX」「エイズ」など過激な写真ばかり。
サックラー一家を非難する映画+ナン・ゴールディンの半生を描いた伝記映画だったね。

この映画を観てカッコいいと思う人はたくさんいるだろう。
写真家さんが憧れそうな写真ばかり。
写真1枚で物語を表現出来るって素晴らしいし、
世の中を変えてしまう影響力があるって凄い。

日本人にも一致団結して抗議運動が出来ればと思う、今日この頃の自分でした。
xoxo018

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