このレビューはネタバレを含みます
有村架純がとても合う役だった。
明るくて天真爛漫そうなのに
ちょっと憂いがあるちひろさん。
みんなどこか孤独を感じている、
ていうあらすじだったけど
なんというか生きてて感じる
孤独をそのまま書き写されたそんな
映画だったなあ。て思う。
たえさんがとっても良くて、
わたしもあんな人になれたらなあ、て
思う。ちひろさんみたいに、
たえさんと同じ星の人だったらなあ、て
思う。
ちひろが最後の団欒で、
いなくなった時にかかってきた
電話のたえさん。寂しい気配が
いなくなった、て表現がとても
ドンピシャで良い。ああいう団欒で
楽しい、て気分の時に寂しいが
同時にくることがあるよね。
分かり合えないだろう、て
思うこともたえさんが当ててくれるの
見える人、がちひろに現れたのが
良かったなあ。私にも現れてほしい。。
最後もう遠くへ行かなくても
いいんじゃない、て言われて
ちょっと考えるちひろがさらに、ね。
執着しないとか、独占とか、ちひろは
それが近づくとあえて自分から
離れるんだなあ。傷つかないように
なのかわからないけれど。
たえさんと店長みたいな夫婦が、
私の理想である。
