このレビューはネタバレを含みます
期待に背かぬクオリティ。
終始こんなにも次の展開が気になる作品も珍しい。
しかもミスリード連発で、軽めとはいえ騙されまくる。
流石、脚本賞！という感じでした。
最初に、安定の安藤サクラさんで物語の下地を構築していき、他の登場人物の視点で段々と真相が見えてくる。
いじめられている？と思わせておいて、実は逆だったのでは…？と、母親にも観ているこちら側にも頭に過らされた時、新たに浮かび上がってくる事実…など。
そこら辺のミステリー小説よりも、ミステリーしていたかもしれない。
そのストーリーに加え、キャスト陣の演技も凄すぎる。
瑛太さんの掴みどころのない教師役や、子役2人共の違和感のない演技がとても自然で、より一層に物語に没入させられる。
嫌な役の登場人物が多かったけど、地味に高畑充希さんの演じてた女が1番嫌だったかも。
