このレビューはネタバレを含みます
脳チップ…
原作が好きだったのと、DISCASの新作レンタル枠が余っていたので鑑賞。
原作既読故の感想になってしまうが、改悪し過ぎてヤバい。
原作というよりアイデアをパクったと言われたほうがしっくりくるぐらい。
調べる気にもならないけど、原作者の方は納得しているんだろうか…
アレンジしていい感じになってるならいいのに、キャラの魅力も半減してるし、ストーリーも薄くなってる。
最悪なのはクライマックス〜オチか。
こんな吉岡里帆の無駄遣いある?
物語は、表向きは弁護士で裏では殺人を犯しまくってる主人公が、別の連続殺人鬼に狙われるというもの。
キャッチコピーは"サイコパスVS連続殺人鬼"だったかな?
今作のポイントの一つに主人公の友達の存在がある。
弁護士の主人公に対し、表向きは医者である似たようなことをしている友達。
染谷将太演じるこの友達が、原作ではかなりのキーパーソンだったのに、今作ではシナリオ改変のせいで、なんの為に存在していたのかイマイチわかりづらい中途半端な感じになってしまっていた。
彼女役の吉岡里帆も、事件を捜査する警察役の菜々緒も、原作とは全然キャラも役割も変わってしまっていて、なんだかなぁ…と思わずにはいられない。
てか、監督あの人か