2022年アルゼンチン、メキシコ、米国
監督/ ルシア・プエンソ
出演/ カーラ・ソウザ(マリエル)/ エルナン・メンドーサ(ブラウリオ)/ デジャ・エベルゲニ(ナディア)
(原題:La Caida 落下・墜落~ダイブ、2004年メキシコ)
未成年の子どもの指導者であり、飛び込み競技のチーム監督ブラウリオ、彼は永年実力者(協会の重鎮)の地位にいて、権力も人望もあり、次のアテネオリンピックで上位を狙える立場にいる、、
そして飛び込み競技のベテラン選手である主人公マリエル(カーラ・ソウザ)は、オリンピックでの夢をかなえる最後のチャンスに懸けていた、、
しかし、彼女は自身の性的な問題も抱えながら、競技種目でパートナーとなる選手アレハンドラが事故で不可になり、新たなパートナーは14歳のナディアとなったことで精神的に追い詰められるいく、、
そしてナディアの方は、自己(マリエル)が未成年の頃とダブるようにブラウリオ監督の手の内(性被害)に染まっていく、、
{カーラ・ソウザ自身、メキシコ芸能界での性暴力の被害者であったことを告白していた~~演技は巧(ウマ)いし、ベストキャスティングであった}
この映画は、『性犯罪・性的虐待の告発』が主題(ドマンナカ)ではないようだ、(ヨクシランケド❗) 🐦️💕
そのオリンピックの前哨戦であるワールドカップ競技の前に、ナディアの母親(監督を告発していた)イレーネに「嘘をついて悪かった」と謝る辺りからマリエルの心理が覗(ノゾ)かれてくる、、、
競技に勝つことが本当に一番の「すべきこと」なのか?、それでよいのか?
(競技に勝つことで監督は喜び、称賛を浴びて、また悲劇が守られ繰り返されることを止めるべきでは?)、、とはいえ監督の喜びが私の喜びであったのでは?
という究極のジレンマに立ち向かうことになるのだが・・果たして、、♎
登場人物の心理描写が深層までフカク~フカク描かれていて、ソコに感動した、(ウマクイエナイ‼️)、、もちろん社会性もあった、、
つまり、すごく良かった 😻🐦️💕