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ゴジラxコング 新たなる帝国のGINのレビュー・感想・評価

3.7
“モンスター・ヴァース”シリーズの第5弾!

『GODZILLA ゴジラ』から始まったハリウッド版『ゴジラ』シリーズと、『キングコング:髑髏島の巨神』の世界をクロスオーバーさせた作品『ゴジラvsコング』の続編だ。

舞台は、人類と怪獣とが共生していることが判明した世界。
未確認生物特務機関:モナークは地下からの異常なシグナルを検知し、原因究明に動き出すが、地上の支配者ゴジラもまたシグナルを察知し、活動を始める―。

この作品は、やっぱり劇場案件ですね。
迫力満点の映像と音響をいっぱい浴びてきました😁

ゴジラとコングに、ミニコングやモスラ、スカーキングに、シーモ、ティアマットなど、多数の怪獣が出現。
地下空洞に新たな帝国の存在が確認され、地上世界と地下空洞が交錯して物語が展開されました。
個人的にはゴジラ推しなので、コング主軸の話に不満もありますが、終盤には全力の怪獣プロレスマッチが待っていて、ツッコミどころ満載、馬鹿馬鹿しさも含めて期待通りの出来でした。
人間(ドラマ)パートも思っていたより多かったような気がするし、そういう意味では、怪獣パートと良いバランスがとれていたんじゃないかと思う。

観る前は、「ゴジラとコングの激突がまた展開されるならば、前の作品とそんなに変わらないじゃん」と思っていたけど、表題からも分かる通り「VS」ではなく「✕」なんだよね。
コングはゴジラのことを共闘した同志だと思ってるけど、ゴジラはたぶんそう思ってない。
目の前の脅威を排除するだけというスタンスに笑ってしまった。
ゴジラを説得出来るのはモスラしかいないだね。

人類が知る由もなかった未知なる地下空洞の世界。
まだまだ世界が広がってるような気がするし、宇宙からの脅威もあるだろう。
エンドロールで映像は無かったけど、きっと続編があるに違いない。
楽しみに待ってるよ。
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