ハマチン

宮本武蔵 般若坂の決斗のハマチンのレビュー・感想・評価

宮本武蔵 般若坂の決斗(1962年製作の映画)
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5部作の2作目。
3年の幽閉を終えた武蔵がいよいよ修行の旅へ。

剣によって己を立つことを目指して旅に出始める武蔵。周りも武蔵を探して旅に出る。
強くあることで、剣に生きることと思っていた武蔵が強くあるだけでなく弱さを知ることを真に感じながらも、最後は抗うように叫ぶ。

このシリーズのキャラクターたちに2作目にして、かなり愛着が湧いてきた。
武蔵は、もちろんだが武蔵に恋焦がれて3年待ち続け、やっと再会できた思いきや、自分の元を去っていってしまった武蔵を追いかけるお通、又八を騙したとという怒りと執念で武蔵を追いかけるおばば、この作品の牽引力は意外にも女性のキャラクターであるような気がする。

まだまだ、未熟な武蔵の旅は始まったばかり、これから何が待ち受けるのか。
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