ハマチン

宮本武蔵のハマチンのレビュー・感想・評価

宮本武蔵(1961年製作の映画)
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5部作の1作目。
長い長い物語の序章といったところか、相当予算をかけて作り上げた作品であろうことと、当時の監督と役者の作品への力の入れようが半端なく画面から伝わってくる。最初の10分ほどはあまり面白くないが、村に戻ってから俄然ストーリーが転がっていく。
武蔵を演じる中村錦之助の武蔵が乗り移っているかのような迫真の演技と沢庵和尚の三國連太郎の飄々とした演技のぶつかり合いが映画をより楽しいものにしている。
獣から人間へと成長していく武蔵のこれからが楽しみ。
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