2024/02/23
吉祥寺
(11本目)
「夜明けのすべて」
パニック障害とPMS(月経前症候群)の主人公二人が出会うところから物語は始まる。
生きていれば誰だって「苦しいな」と思うことはある。皆んなそれぞれ別の人間だから、苦しみを本当に理解しあうことは出来ないかもしれない、でも助け合うことはできる。ならば誰かのために動いてみよう。誰かをみて羨むのではなく、足ることを知って今の自分で楽に生きてみても良い。
そんな気持ちにさせる映画。
原作者の瀬尾まいこ自身がパニック障害になったことから小説を書いたそう。この映画説明的なセリフや、過剰な演出がない分観客は人間関係や心情を考えたり、察したりする必要がある。会社の白いジャケット一つで、心情を理解させる演出力。
夜明け前が一番暗い、でも楽しい幸せな日も、辛く苦しい日も、必ず終わる。そして新しい朝がくる。
おじさんが宇宙に行く映画は「スペースカウボーイ」で、親指で月を隠す映画は「ウーマン・トーキング 私たちの選択」ね。
光石研と渋谷は家族が自死した人たちの集まりで知り合って、そこで主人公をつなげたのだろう。
----
原作者の瀬尾まいこ自身がパニック障害になったことから小説を書いたそう。この映画は説明的なセリフや、過剰な演出がない分観客は人間関係や心情を考えたり、察したりする必要がある。
パニック障害とPMS(月経前症候群)の主人公二人が出会うところから物語は始まる。
生きていれば誰だって「苦しいな」と思うことはある。皆んなそれぞれ別の人間だから、苦しみを本当に理解しあうことは出来ないかもしれない、でも助け合うことはできる。ならば誰かのために動いてみよう。誰かをみて羨むのではなく、足ることを知って今の自分で楽に生きてみても良い。
そんな気持ちにさせる映画。
見終わったあと、生きることが少し楽になるかな。