メザシのユージ

悪は存在しないのメザシのユージのネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2024/04/28
渋谷
(25本目)
「悪は存在しない」

長野の自然豊かな集落にグランピング施設ができることになる、説明会が行われるがグランピング建設予定の会社から来たスタッフ2人の信用できない感!!なんだやはりこんなグランピングはダメだなと思ったら場面変わって、この2人が会社から無理やり建設を進める圧力を受けてることがわかる。この2人は、別に悪い人達じゃなかった。

「なるほど、この2人が集落に受け入れられていく物語になるのか」と思ったら急展開。

主人公の一人娘、幼稚園に通う花ちゃんが森で行方不明になる。遺体で見つかる花ちゃんを見つけた父親とグランピング施設を進めようとしてたスタッフ。

何故か主人公はこのスタッフの首を絞めて気絶させて娘を抱えて森の中に消えるところで映画は終わる。

何故、父親はスタッフの首を絞めたのか?

花ちゃんが倒れてるのを見つけたのはこの2人。倒れてる花ちゃんにスタッフが近寄るのを止めて、花ちゃんが死んでるのを確認したのは父親だけ。

母親に続いて、娘が亡くなったことを現実として受け入れたく無かったのか?自分以外と他者が娘の死を認識すると「娘が死んだことが本当になってしまう」のが怖かったから?だから最後にあの行動にでたのか?