ビジネスマンのマットデイモンは、フォードvsフェラーリを彷彿とさせられて見に行きましたが、かなり楽しめました。
80年代のナイキはバスケ市場だと低迷してて、そこにマットデイモンが打開策を打ち出していくという内容なのですが、マットデイモンが魅力的で。
アポなしで家庭訪問したり、社長にも忖度なく説得したり、選手マネージャーをブチギレさせたり(笑)
ただ破天荒なだけでなく、バスケへの愛がとても強く知識やセンスがしっかりあるという土台があるからこそ、作中の行動にも引き込まれていきました。
マットデイモンはオデッセイやフォードvsフェラーリでもそうでしたが、こういう知識や経験が豊富な仕事人を演じるのが、とてもハマり役だと思いました。
社長役のベンアフレックも貫禄がありつつ、保守的な姿勢も会社を大事にしたいという気持ちの表れが出ててました。ランニングしてる姿も、こういう社長いそうだな~(笑)
音も自然にまとまっていて、音楽は80年代のBGMで、ビデオデッキや昔の電話の音があって、80年代の映画を観ているような雰囲気がありました。
ジョーダンの母親もジョーダンの将来や才能に対する想いが自然と演技に出ていました。
全体として若干とんとん拍子な感じはありましたが、テンポ良く観れましたし、全体的には満足です。
仕事人のマットデイモンをもっと見てみたいな~