観終えた後に爽やかな気持ちになれる傑作。
鳥山明のキャラクターやメカの造形、世界観の素晴らしさを改めて実感した。
展開はThe•王道少年漫画。
ストーリーは子供から大人まで楽しめる分かりやすいものでありながら、それでも最後はしっかり熱く、温かい気持ちになれるのが流石。
ベルゼブブ、ラオ、シーフのトリオのやり取りの面白さやキャラクターの親しみやすさで、いつまでも彼らの旅路をみていたくなる。
それ以外のキャラたちも自分の芯をしっかり持っていたり、間抜けながらも憎めなかったりと、愛着が湧く。
どことなく『マッド•マックス』や『ウォーター・ワールド』味を感じさせる世界観は面白く、あれだけ強いベルゼブブも逃げるしかないようなモンスターがいたりするのが個人的には好きなポイント。
そんなわけで、なかなか上映時間があっという間に過ぎてしまう。エンドロールではすっかり寂しくなってしまった。
どんな形ででも、ベルゼブブ達の活躍をまた観れることを祈りたい。
