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ゆとりですがなにか インターナショナルのamuのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分史上ナンバーワンドラマが「ゆとりですがなにか」で、もうこれまで何度繰り返し観たかわからないくらい観てきたので、ここにきて映画化されるとなり制作発表時はむちゃくちゃテンションあがった。

その制作発表時、「ドラマが映画化される時ってだいたい海外ロケが加わって「インターナショナル」とか副題に付いちゃったりするけど、コロナ禍なこともあって実際海外ロケは難しかったのでせめてタイトルにだけでも付けとこうと思って付けといただけで深い意味はありません。」といった類のことをクドカンが話されていたけれど、めちゃくちゃ「インターナショナル」になっていて笑った。

7年振りに集結したレギュラーメンバーが寸分たがわずその役を復活させていて、演技脳というか、さすがだなと思った。この7年ずっと、まーちんもまりぶも山路も山岸もあかねちゃんも、みんなみんなちゃんとこの世界に生きていたんだと思えた。

いまドラマが放送されている「不適切にもほどがある」でもコンプライアンスなんてクソ喰らえなクドカン節が炸裂していて清々しいのですが(時代背景を再現してますというていですが)、今作でもコンプラ的なことを揶揄し触れていくことが面白く、とても良かった。

ドラマ放映時、この作品をきっかけに山岸を演じた仲野太賀さんを好きになり、今作ではまたそのままの山岸の現在を見ることが出来て、至福の極みでした。

ただスペシャルドラマでもよかったかなぁという同窓会スペシャルみが強かったのはでも仕方ないか。笑
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