ほほえみデブ

憧れを超えた侍たち 世界一への記録のほほえみデブのレビュー・感想・評価

3.8
にににしぇんにゃくえん!と最初は慌てふためいたものの見て良かった!
あれだけ楽しませて貰ったWBCにせめてものお礼です。ありがとうございます。

つい映画館というのを忘れナイスプレーにはいつものように、よーしよしよし!と手を叩きたくなり自らをおさえるのが大変だった。
あとやはりメヒコが一番個人的には強くてやばかったなと思う。

3月3日、4日両日バンテリンドームの壮行試合に自分も現場で観戦していたことを映像見て改めて感動で西野カナばりに震えた。
オオタニサーンが現れた時の球場のどよめきが死んでないが走馬灯のようによみがえる。

宮城くん、特に宇多川くん、近藤健介、吉井コーチはおいしいところを持っていっとる。
そして源田ようやった。
TVを見ながら相当映像おさえとるなと思ったが、たっぷり表には出てなかった選手の生き様が見て取れてまた感動で震える。

栗山監督がみるみるやつれていき、田中邦衛のようになっていく様を見て戦のプレッシャーと苦労は見てとれたが、映画を見てまたその大変さに頭が下がる。
あのやつれ顔を見て今大会はいけると確信したものだ。よく監督になれたことが嬉しくてそこがゴールで止まってしまい、本来真っ先にくるべき優勝の目標設定から逆算しての自分の枠割、やるべきことが頭から抜けてる人もおる。戦の大将としてあってはならぬ恥ずべき行為だ。

そして選手、コーチが各々自分の役割をきっちり果たし出来ることを全てやったからの世界一、女だけど男泣きするわ。
当たり前のことを当たり前にやる難しさを、短期決戦で調整も難しいなか、ようやってくれて本当に素晴らしい。

そしてオオタニサーンはあんな巨大なのになぜあんな可愛らしいのか。
可愛いと思えば、球場内割れんばかりのUSA大コールの完全アウェーで、マウンドの孤独を1人背負って立つ大きな背中のカッコよいことよ。

そして改めてじっくり落ち着いて見ると、ムーチョよく捕ってるわと。ようやっとるムーチョ。素晴らしい。
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