フラニー

リバイバル69 ~伝説のロックフェス~のフラニーのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ロックンロールのファンとジョン&ヨーコのファンならぜったいこれ観ないとー!!
最高過ぎて悲鳴あげそうだったので、そっとお隣の方と1席空けました。。空きがあって良かった😅
感動と興奮の涙をもたらすすごい映画でした。

もともとは、カナダでフェスをやってた若いプロデューサーが次なるフェスとして思いついた、ロックンロールを復活させようって企画で、
ボ・ディドリー、チャック・ベリー、ジーン・ヴィンセント、ジェリー・リー・ルイス、リトル・リチャードといった50年代のスターたちを復活させるのが目的だったけれど…思うようにチケットが売れない。世はフラワーチルドレンのムーブメント、もはやロックンロールは過去の産物なのか…?

そこで、人気あり、問題ありのドアーズの出演が決まるも、なかなかチケットは捌けず、一時はスポンサーが降りると言い出し中止もあやぶまれるが…

なんとジョン・レノンにたどり着く!
ジョンはチャック・ベリーの大ファン。出演すると言うのだが…ひと悶着あってめちゃかわいいんだからこの2人❣️

いやぁ、すごかった
ロックンロールのレジェンドたちが次々演奏するちっさなステージ。もうあの場所にいるみたいな錯覚おこします!
ジェリー・リー・ルイスって天才なんですね全く。ピアノもパフォーマンスもかっこよかったぁ!
チャック・ベリーのダック・ウォークなんて涙ちょちょ切れますよぉ。

でもでもやっぱりジョン。
ヨーコ。
ビートルズ休止中のジョンが初めてソロで人前で演奏する「コールド・ターキー」うん、泣きます。
このためにやってきたといって演奏する「Give peace a chance」
ジョンが、生きてたなら…😭
ヨーコの前衛パフォーマンスもかっこ良き❤️観客はついてこられないんだけど…バンドメンバーだったエリック・クラプトンもすごい顔してたけども…
ジョンのサポートが愛!
ヨーコのあの叫びのような歌声、パフォーマンスは、実は戦争によって傷ついた人たちの叫びだった…
ジョンのギターのハウリングと共にすごい表現でした。

ペンライトなんてないからさ、マッチやライターを掲げる観客たち、素敵だったなぁ。。

無名のアリス・クーパーも凄かった。彼はダリのファンなんですねー。ステージがアートでした。
他にもデビュー当時のシカゴとか…お宝映像ダダ漏れ。

ドアーズは、この後のジム・モリソンを思うと悲しくなるし、パフォーマンス中は映像NGでしたが、ロビー・クリーガーかっこよかった👍

69年という年はとても特別で、憧れがあります。WOODSTOCKに月面着陸、学生運動、イージーライダー、明日に向かって撃て、そしてセルジュ・ゲーンズブールの曲「69 annee erotique」
フラニー

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