このレビューはネタバレを含みます
もう面白すぎて観客みなさんウハウハ笑ってとってもhotだった！
けっこうぐだくだするのに一睡もできない面白さがある。
冒頭のブラジル人の女の子デジャニラが電車に乗るまでのシーンはぐーっと惹き付けられる。そこはゲリラ撮影だったそうなので、あの臨場感なのだと今さら納得。
でも、乗車してからの検札係たちとのやりとりにはなんだかイライラしてくるんだけど、ちゃんと伏線になっていて繋がっていくのが気持ち良かった。
たまたま乗り合わせたポルトガル語ができる弁護士に、切符を「パチン」してなかったことについて論破してもらうという、なんか面白いのよまた彼女が！
デジャニラのヴァカンスのお話なのだろうけど、そのうちいったい誰が主役なんだか分からなくなる。
いやでも漁師たちがよかったのと、ベルナール・メネズのラストシーン大変そうだった！
船を乗り継ぎ、砂丘のようなすなはまを歩いてゆくの…
この映画には鉄道、シトロエン、船、飛行機と乗り物がたくさん出てくるのがなんだか雄弁に映っていたかもしれない。
